リクエスト1 ページ1
【安室さんの嫉妬】
安「さっきの男は誰ですか?」
私は今、安室さんに鍵をかけたスタッフルームの壁に押し付けられています
───かの有名な壁ドン
本来なら、ここは頬を染め涙目で相手を見上げれば可愛いのだろうが残念ながらそんな余裕はない
なんてったって私を壁に押し付ける安室さんは、向き合っているだけで胃が締めつけられそうなほどの不機嫌なオーラを放っているから
A「(笑っているのに怖い…!)」
この状況かなりやばい
なんでこんな事になったのか遡ること数分前…
「それ、もしかしてシャーロック・ホームズですか?」
いつものように小説を読みながらポアロで仕事中の安室さんを待っていた時、隣の席に座った男性に話しかけられた
その場面を安室さんに見られて今この状況に至るのだ
A「えっと…誰と言われましても…」
安「ずいぶん仲良く話していましたね?」
A「話が盛り上がっちゃって…」
安「あの男、Aさんの手に触れてるように見えましたけど?」
A「それは本を貸そうとして…」
どんどん安室から出る不機嫌オーラが強くなっていく
安「あの男わざとにAさんの手に触れていました」
A「そ、そんなことないと思いますけど…」
安「これから僕の許可なく僕以外の男と話すことを禁止します」
A「えっ!?」
安「話しかけられても無視してください。あ、僕以外の男に笑顔を見せるのも禁止です」
A「いや、それは…」
安「破ったらお仕置きします。こんなふうに」
そう言って、安室はAの顎を掴み強引に唇を重ねた
A「んんっ!?」
何度も角度を変え、安室はただひたすらAの小さな口を蹂躙し続けた
A「透さ…っ…」
Aに限界がきたのを察した安室は名残惜しそうに唇を離す
安「顎を掴まれてのキスは苦しかったですか?」
A「い…いちいち、そんな事聞いてこないでください…!」
安「聞かないと分かりませんので。で、苦しかったですか?」
目に涙をいっぱい溜めて睨みあげるが、安室の圧にまけてAは真っ赤な顔でコクリと頷いた
安「二度と僕に嫉妬させないでくださいね?」
これが好きなら約束を破ってくれても構いませんけど…と、耳に唇を寄せ色気たっぷりの声で囁いた
───この、ドS!!
Aは満足した顔で自分を抱き締める安室に向かって心の中で悪態をついた
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抹茶もち(プロフ) - ぷぅさん» ニヤニヤしちゃう(笑) (2021年3月29日 15時) (レス) id: 4481fd6e11 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - あっ、一緒にお風呂に入るって手もあったなぁ、盲点だった(*>∀<*)2人でお風呂でイチャイチャするのもいいねぇ(///∇///)妄想するだけで鼻血出そう(笑)( *´艸`) (2021年3月29日 15時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
抹茶もち(プロフ) - ぷぅさん» なるほど!それか一緒にお風呂に入って癒し癒されラブラブタイムに入るか………ムフフ(笑) (2021年3月29日 15時) (レス) id: 4481fd6e11 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - だから私の気持ち的には1番に自分を選んで欲しいけど、お風呂を1番に選んで欲しい(*^^*) (2021年3月29日 14時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - 私ならこの3つの選択からだと自分を選んで欲しいなぁ(照)(*ノωノ)でも激務で疲れてるからお風呂で浴槽にゆっくり浸かって疲れを取る為に身体を癒して欲しいって気持ちもあるから、お風呂の後にご飯食べてから自分を選んでもらうかなあ(*^-^*) (2021年3月29日 14時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:抹茶もち | 作成日時:2021年3月25日 23時