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9,『どうかしましたか?』(鬼灯) ページ9

鬼)……取り敢えず今言えるのはここまででお願いします。ここからは貴女次第ですね


ア)わかった。まぁ私は別に問題無いから、私もはっきり言うよ。私は人では無く“神”とでも言うべきかな?


鬼)…そうでしたか。


まさかこの人が神様だとは…。


耳と尻尾が生えてるから恐らく神獣でしょう。


ア)意外とリアクション薄いな〜、普通の人だったら結構面白い反応するのに。


鬼)私の知人にしn…、渓獣がいるので。


ア)え…?渓獣?


鬼)それより私ではありませんが貴女が神だった事に驚いてる人がそこに(←イッスン指さし


イ)…………((驚


ア)だ…大丈夫か、イッスン?


イ)…訳分かんね。お前らさっきから何言ってんだィ!?


ア)………、じゃあ取り敢えずこの話は歩きながら話すか、鬼灯。時間かけたくないし。


そうしてしばらく進むと 水たまりのようなものがあり、すぐそばには大きな鳥居があり先にはあたり一面を見渡せる高い丘


鳥居のそばには「神流 天の川」と書かれた大きな石があった


鬼)天の川って…確か神話に出てくる星くずの川のことですよね?でも川らしきものがひとつも、…まさかあの水たまりがそうだって言うんじゃ…


ア)……恐らくあの水たまりだな。とにかく二人とも私について来い。…この坂登れば星が超綺麗に見えるぞ?



*数十秒後*



ア)おお〜!、星が見事に輝いてるよ!こんなに綺麗な星空は久しぶりに見だな!!


イ)見ろよォ、あそこに並んだ星なんか何かの形に見えてこねェか?う〜ん…何だか星が一つ足りねぇなァ。よォし…それじゃ一丁オイラが〈星を書き足して〉やるかァ!

そういうとイッスンさんは筆業とやらで、足りない星を書き足したが、流れ星となり消えていった


イ)……、なぁんてよォ。さすがに〈星を書き足す〉なんてオイラにゃまだ無理かァ。毎日地獄のような日々を送ったんだけどなァ……ブツブツ


ア)…………、ここに居たか(ボソ


鬼)どうかしましたか?


ア)いやちょっとな(ニヤ


そう言い、アマテラスさがイッスンさんの用に筆業を使い星を書き足した


するとその星座から、美しき龍が舞い降りて来た。






ア )…久しぶりだな、蘇神!!

10,『今は進む事の方が優先だよ』(アマテラス)→←8,『私もイマイチ良く分からないんだよね』(アマテラス)



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作者名:迦楼羅炎 x他1人 | 作成日時:2015年4月3日 22時

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