#106 ページ29
忘れてましたぁぁ…
申し訳ないです…
沙奈です！
・・・
「ねぇA、あんなひどいことを言ってごめんね
Aのこと大好きだったよ…」
『うん…うん……
私、ずっとお母さんに嫌われたって
もう話したくないんだって
悲しかった…
愛して欲しかった…』
ぽろぽろと涙がでて…止まらない
「泣かないで…A
あなたは何も悪くなかったのよ」
父「話は、終わったのか？」
『…お父さん』
「あなた…」
久しぶりに…家族が揃った
お父さんはとても悲しそうな…
嬉しそうな表情だった
父「Aとお前を
どちらが重要か、大切なのか、比べてしまった
すまなかったな…」
「あなた…
私が悪かったわ
大切な娘に、あんなこと…」
『ねぇ、お父さん
なんで私を頑なにお母さんと
話させてくれなかったの？』
お父さんなら私が完全に嫌われていたわけじゃないと知ってたはずだ…
父「きっと、Aを庇ったために
母さんが死んだと知ったら…
Aは耐えられないだろう？
それなら、一緒に死にたかった…なんて
言いだすかもしれないと思った…
Aが、大人になって異能力が完全に制御できて
母さんとちゃんと話せるようになったら
その時に、話したらいいと思っていた」
お父さんも…
たくさん、たくさん考えた結果だったんだ…
『もう……二人とも、私のこと考えすぎたよ…』
泣き笑いになりながら
私は恨み言のように言った
「当たり前じゃない…ね？あなた」
父「あぁ、当たり前だ」
「「親なんだから…」」
『仲のいい姿が見れてよかった…』
「ねーぇ〜A〜？」
『なーに？お母さん』
「好きな人はいないのかしら？」
『なっ…なぁぁっ』
父「なに？！俺は認めないぞ？！」
『いないってばぁ！』
もー！いきなりなんなのー？！
「ふふ…Aもそんな歳なのよねぇ…」
父「父さんは悲しいぞ…」
『も〜いきなり何？』
「A、私たちはずっと見守っているわ」
父「そのことを忘れるなよ？
また、本当に辛い時は呼んでくれたらいい」
『うん、わかった
大丈夫だよ
心配しないでね、
私はお母さんとお父さんの子供なんだから』
お父さんとお母さんはにっこり笑って
消えていった
少し、寂しいけれど…
お母さん達は
ずっと見守ってくれてる
大丈夫
・・・
さーて…これからどうしましょ…
来週は中木寸さんです！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 66人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
中木寸(プロフ) - 林檎さん» ありがとうございます！大変励みになります。よければ最後までお付き合いくださいヾ(*´∀｀*)ﾉ (2018年5月4日 19時) (
レス) id: f9edf98cd8 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - すごいみなさんキャラの口調等が上手ですね！最初から読ませてもらっていますが流石ですね。これからも応援しています！頑張ってください！ (2018年5月4日 18時) (レス) id: 03d076c9eb (このIDを非表示/違反報告)
中木寸(プロフ) - 碧唯さん» コメありがとうございます。もしかして一気にですか？！それは嬉しい限りです(*’▽’) これからもよろしくお願いします♪ (2018年1月15日 14時) (レス) id: f9edf98cd8 (このIDを非表示/違反報告)
碧唯(プロフ) - 最初から読みました！面白かったです！！頑張って下さい(・ω・ ) (2018年1月14日 23時) (レス) id: 55280dc4c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：中木寸&沙奈 x他1人 | 作成日時：2018年1月13日 21時
