【文スト】白雪姫と七人の愛（参）

#98 ページ21

ゴールデンウィークですが
みなさんいかがお過ごしでしょうか

もちろん私は課題だらけです…

今週は沙奈です！

・・・

芥川side

僕がAを…




殺す


僕はマフィアの人間だ
恋や愛が元々叶うはずがなかったんだ

そう…他人にAが殺されるくらいならば

芥「わかり…ました
僕がAを…殺します」

Aside

私を殺すと言った
芥川さんの目が少し光った気がしたのは
気のせいだろうか

殺されそうになっているのに
私は呑気にそんなことを思った

森「それでいい
さぁ君はどうする？」

『私…は』

芥「早く、決めてくれ
僕の決意が揺らぐまでに…」

小声でそう言われた

苦しそうな悲しい声…


今まで聞いたこともない声



だれか…助けて



だれか…








__________

・・・

探偵社side

太「さぁてそろそろ行くかなぁ」

ポートマフィアの本部の目の前に
谷崎の異能力で隠された
探偵社全員がいた

江「Aが脅されてる
早く行かないと殺される」

中「ポートマフィア……」

谷「怖いよ…敦くん…
まぁ気持ちはわかるけどさ…ね」

国「いやそういう谷崎も怖いぞ」

太「さぁ、乗り込むよ！」

・・・
Aside

『私は…ポートマフィアにはっ』

ドアがド派手に開い…いや壊れた

飛び込んでくる太宰さん

太「Aちゃーんおまたせ！」

中「おいっ太宰！」

太宰さんに引き摺られながら
中也さんが入ってきた

太「ちゅーや
やっぱりちっちゃいねぇ」

中「今言うことかよ…手前ぇ」

『太宰さんっ、中也さん…』

国「無事か？！」

『国木田さん…』

江「怪我はないー？」

谷「大丈夫ですか？！」

『乱歩さん、谷崎さん…』

敦「芥川ぁ…」

私の真後ろに立つ芥川さんを睨む

芥川さんは少しだけ
ホッとしたような顔をして
太宰さんを見た

森「やぁ探偵社諸君」

福「ポートマフィア
Aを取り返しに来た」

森「探偵社のものじゃないよ」

福、森「「こちらの仲間だ」」

私は…








どうしたらいいのかな


・・・

なんだか…終盤なような
じゃないような…

まだ記憶の謎も解けぬまま…

最終的な相手も決まらぬまま…

伏線を張りまくり…

回収を怠る…

では、中木寸さんに任せた

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