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Aside
インターホンがなった。
...なんか頭ガンガンするし
階段おりるだけで息があがった。
どうにかドアにたどり着いて開けると
谷｢こんにちは。大丈夫ですか？｣
ナ｢まぁ！顔が真っ赤ですわ｣
ナオミちゃんも来てくれたんだ...
『ごめんね、こんなこと頼んじゃって...』
壁にもたれてドアを開ける私を見て
谷崎くんがドアを引き継いでくれた。
ナ｢Aさん、辛いでしょう
中へ行きますわよ｣
体を支えてもらいながら
なんとかリビングへたどり着く。
私の方はソファへダイブ。
谷｢何かしてほしいことありますか？
言ってくれれば勝手にお手伝いしますよ｣
ナ｢Aさんはそこから動かなくていいですからね
まずはお薬ですわ！！｣
ナオミちゃんすっごい
張りきってくれてるな...ありがたい。
ナ｢コップ勝手にとりますわよ？｣
『うん、ご勝手に。
やってもらっちゃって申し訳ないよ』
谷「何言ってるんですか。
ボクが言ったこと思い出してくれたんですよね」
頭の中に優しい声が響く。
『谷崎くんの優しさには参っちゃうよ...』
いつだって私は助けてもらってばっかりなのに
それでもまだ頼れ、頼れって。
そんなこと言われたら誰だって
頼りたくなっちゃうよね。
谷｢あ、改まってなんですか...｣
少し赤面する谷崎くんと
ナ｢はぁい、そこまで！
ナオミの存在忘れてません？｣
少しふてくされた顔のナオミちゃん
ナ｢Aさんは大人しくしてなきゃダメですわ！
兄様もそこは照れるところじゃないです！｣
1人よりも2人、3人...。
ちょっとくらいにぎやかな方が気が楽だなぁ。
ナ｢はい、お薬｣
『ありがとうね』
体を起こして水と飲む。
谷｢すんなり飲めるんですね。
喉は痛くはないのか...｣
『うん、熱と頭痛だけなんだよね』
谷｢熱、計りましたか？｣
あ、、、そういえば計ってない
谷｢体温計、どこにありますか？｣
立ち上がって探してくれる谷崎くん
『奥の引き出しのな...っ〜？！』
そのとき突然、聴覚が狂い出した。
ナ｢....Aさん？兄様！Aさんが！｣
谷｢どうしたんですか？！｣
朦朧とした意識でかすむ視界の中、
ある人は｢助けて｣と、
ある人は｢こっちに来て｣と、
ある人は｢お前も死ね｣と。
他にも聞き取れない程の
いろんな声が響く
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い
『アアアアアアアアアア！！！』
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中木寸(プロフ) - 林檎さん» ありがとうございます！大変励みになります。よければ最後までお付き合いくださいヾ(*´∀｀*)ﾉ (2018年5月4日 19時) (
レス) id: f9edf98cd8 (このIDを非表示/違反報告)
林檎 - すごいみなさんキャラの口調等が上手ですね！最初から読ませてもらっていますが流石ですね。これからも応援しています！頑張ってください！ (2018年5月4日 18時) (レス) id: 03d076c9eb (このIDを非表示/違反報告)
中木寸(プロフ) - 碧唯さん» コメありがとうございます。もしかして一気にですか？！それは嬉しい限りです(*’▽’) これからもよろしくお願いします♪ (2018年1月15日 14時) (レス) id: f9edf98cd8 (このIDを非表示/違反報告)
碧唯(プロフ) - 最初から読みました！面白かったです！！頑張って下さい(・ω・ ) (2018年1月14日 23時) (レス) id: 55280dc4c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：中木寸&沙奈 x他1人 | 作成日時：2018年1月13日 21時
