【文スト】Stray Love5

江戸川乱歩(3) ページ18

乱歩side

現実世界(リアル)で僕のことを
慕ってくれている某物書きさんの本
から引っ張ってきた台詞。

...Aにも案外効いたようだ。

流石にここで赤い夢は見せられないけど
まぁ、いい感じだったかな。

それにしても....

『すっごい綺麗...』

江｢そうだね｣

『私、夜桜って何気にはじめてみた』

...知ってるよ

『こういう景色、すっごい好きなんだぁ』

...知ってる。

『まさかこんなサプライズがあったなんてね
全然気づいてなかった！』

江｢もー、Aが言うこと
全部知ってるから黙ってて｣

『あ、ひっどーい！
じゃあさ...乱歩さんが
分かんないことなら言っていい？』

江｢良いけど...先言っても良い？｣

だって、
Aが今言いたがってる事も
僕はちゃんと分かるんだもん

『...良いよ？』

江｢...好き｣

『.....//』

ワンテンポ遅れてみるみる赤くなっていくA

『もぉ、ずるい！//
わっ、私が言おうとしてたのにっ！！』

ほーらやっぱり。

･･･

Aside

江｢...何て言おうとしてた？｣

『さっき乱歩さんが言った事』

江｢...僕なんて言ったっけ？｣

ニヤッと笑う乱歩さん。
この人...熱あんじゃないの？！

『......き』

江｢え？｣

もう！

『好き！！』

すると、乱歩さんは苦笑して

江｢そんなやけくそになんなくても｣

そう言いながら、私の頬にキスをした。

『ちょ...//』

ここ、外なのに....

江｢...後は部屋でね｣

その言葉の真意が分からなくて
私はまたドキドキさせられるのであった。

＜終＞

･･･

乱歩さん、S化...？

台詞ぱちりました()

襲う:谷崎潤一郎<沙奈>→←江戸川乱歩(2)

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