【銀魂】俺は神楽の彼氏で元攘夷志士で真選組局長補佐

31話 【見舞い偏 2】 ページ35

楽｢A…。｣

私は泣くことしか出来ないアル…

背中に暖かい温度を感じた。

ゴツゴツしてて安心する手。

何回も私を助けてくれた手。

楽｢銀ちゃん…。｣

銀ちゃんが背中をさすってくれた。

楽｢A…。A…。

早く目を覚ましてヨ…。
早くAの声を聞きたいヨ…。
Aの…あの優しくて暖かい笑顔を私に向けてヨ…!!｣

私は泣いた。銀ちゃんに背中をさすられながら…

そしてAからの手紙を握りしめながら。

近｢じゃぁ、皆帰るぞ。｣

真全｢うぃーす。｣

真選組の皆が帰った。

銀｢神楽…その手紙見ていいか?｣

私は頷いて銀ちゃんに渡した。

銀ちゃんは見た瞬間、一瞬目を見開いていた。

銀｢神楽…全力でやること…7日目。7日目の夜でAが目を覚まさなかったらやれ。いいな?｣

全力でやること…

泣いて、怒って、手を握って、笑って、見つめて、名前を呼ぶ…

楽｢うん!!｣

こうしてお見舞いの１日目は終了。

ー2日目ー

銀時side

神楽は昨日の手紙を読んでから少し明るくなった気がする。

楽｢銀ちゃん。｣

銀｢ん？何だ?｣

楽｢今日は誰が来んの？｣

銀｢今日はヅラとエリザベスと坂本と陸奥…かな。｣

楽｢そうアルカ。｣

ガラッ

桂｢よお、銀時、リーダー、新八君。｣

あ、新八いたんだ。

新｢いましたよ!!｣

銀｢え、心読まないで。｣

桂｢がっつり声に出てたぞ。｣

マジか…

エ［Aさんは…］

銀｢まだ目を覚ましてない｣

ガラッ

坂｢金時ぃ。ヅラァ。Aはどうなんじゃ?｣

坂本はサングラスでよく見えないけど悲しい目をしていた。

陸｢A…｣

銀｢まだ、目を覚ましていない。｣

坂｢そうか…｣

坂本達はAに近づいた。

陸｢A…昔、私はAのこと…助けたよな?何であの時みたいに眠ってるんじゃ?｣

泣きながら陸奥は言った。

新｢陸奥さん…昔のことって…｣

桂｢この前の話で無かったよな。｣

この前とは9話〜18話ぐらいのこと

銀｢陸奥は俺の命の恩人だ…って言ってた…｣

6話ぐらいに言ってた…

陸｢Aは…話せなかった…。あのことを思い出したくないから…｣

楽｢むっつー…Aに何があったの?私に会う前もこんな風になったアルカ?｣

陸｢何があったかはAが起きてから本人に聞いた方がいい。神楽にも会う前もこうなった。｣

楽｢本人に聞いた方がいいって…Aに思い出させたくないデショ!?何で…｣
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シリアスむずい…
字数ヤバいんで…次!!

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