15話 【過去編7】 ページ18
俺が目を覚めたとき、小太郎がすぐ抱きついてきた。
桂「A…。よかった。グスッ」
泣くのはえーな。
貴「ごめんな。迷惑かけて。」
小太郎を撫でていた。
高「迷惑なんざ、かけてねぇよ。」
晋助もいた。左眼に包帯をしていた。
貴「!?晋助!?ひ、左眼、どうした!?」
俺はあの時オロオロしていただろう。
銀「お前が倒れてあーなったんだよ。こんな感じで。はい。ホワワワーン。」
----------回想編----------
高『A!!!!!しっかりしろ!!!!!おい!!!!!』
高杉は凄く叫んだ。
朧「チッ。うるせぇ奴だな。」
朧は高杉の目を狙って短刀を投げた。
グサッ
高杉の左眼に刺さった。
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銀「こんな感じ。」
俺は何故仲間を守れないのか…
先生を守れなく、仲間も守れない…。
俺は…
俺は…
貴「俺は弱すぎる…。」
高「そんなことねぇよ!!Aは十分に強い!!」
違うんだよ…晋助。
貴「先生も…仲間1人を守れなかった!!…それなのに…弱くないって!!強いって!!そんなわけねぇじゃん!!俺は…弱いんだよ…。」
かすれた声で、泣きながら、俺はそう言った。
全「…」
皆が沈黙した。
沈黙を破ったのは…
晋助だ。
高「俺ァ、Aのおかげで救われた。小さい時も、今も。俺だけじゃなく、銀時やヅラも…先生もお前に救われた。守れなかった?それァ、俺達も同じだ。少なくとも、俺たちよりAの方が強い。」
そう…だったのか…
貴「…俺、決めたよ。銀時、小太郎、晋助。
俺…
ここを出る。」
もっと
仲間を
大切な人を
守れるくらいに。
桂「な、何故…」
スッ…
小太郎は何故だ?と言おうとしていた。けど、それを銀時が止めた。
銀「そーかィ。それァ、Aの好きなようにやれ。」
ニッっと銀時は微笑んだ。
貴「…ありがとう。また、お前等に会えることを楽しみにしている。…じゃあな。」
そして俺達は、別れた。
………………過去編終了…………………
貴「ま、こんな感じかな。質問とかあるか?」
全「…」
皆の顔は泣きそうになっていた。
貴「すまねぇ。近藤さん。土方君。総悟。ザキ。元攘夷志士だって言えなかった。
俺は…切腹でもなんでもします。」
全-貴「なっ!?」
皆が驚く。
近「な、な、な、なんでそういう話になる?」
貴「俺は元攘夷志士だ。お前らの敵である、攘夷志士だ。クビでも切腹でも、お好きなように…。」
…………………………………
過去編が終わった〜。意味不過ぎるけどw
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キングのコブラ(プロフ) - 雅さん» ありがとうございます!!これからもばんばん更新していきますのでよろしくお願いします!! (2017年10月9日 10時) (レス) id: e7431cb1b0 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - これからも頑張ってください!続きがたのしみです♪ (2017年10月7日 11時) (レス) id: e30ba869bb (このIDを非表示/違反報告)
キングのコブラ(プロフ) - 雅さん» ありがとうございます!!返信遅くなってすみませんでした!! (2017年9月30日 11時) (レス) id: e7431cb1b0 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 更新楽しみにしていまーす! (2017年9月21日 17時) (レス) id: e30ba869bb (このIDを非表示/違反報告)
キングのコブラ(プロフ) - 繚乱ノ銀夜桜さん» ありがとうございます!!!!!更新はこれからも頑張ります!!!!! (2017年5月24日 6時) (レス) id: e7431cb1b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キングのコブラ | 作成日時:2017年3月28日 7時