三十八、完成 ページ48
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貴「比古様…ありがとうございます！」
比「フゥ…相変わらずお前の剣は隙がないな」
沖「やっぱすげェや」
目を見開いてこちらを見る沖田さん
銀さんは鼻血を出しながらも見ている
比「ふんっ…俺の弟子をなめるなよ」
沖「…………」
あぁ、それと
本当に聞きたかったこと
貴「比古様…技磨きの後で言うのもなんなんですが…」
比「？」
貴「…私の親って……本当に誰なんですか？」
沖/銀「！？親？」
比「……とうとう話せばならん日が来たのか…」
険しい表情になる比古様
貴「…どうしても、気になるのです」
少し間が空いて、
比「…お前は…普通の人間じゃない」
貴「！？」
比「向こうの世界の…”夜兎”だ」
貴「神楽ちゃんと同じ…や……と？」
沖「…まさかそんなわけねェだろィ」
銀「第一こいつ傘とか持ってねェしよォ」
慌てて話に入る銀さんと沖田さん
貴「…じゃあ両親は…」
比「……向こうの世界の住民なんだ」
〜比「少し…昔話をしようか…」〜
まだ剣心が少年の頃だ
剣心が捨てられ身の赤子を連れてきた
比「なんだその赤子は」
剣「捨てられていたのです…。俺には見捨てられません。この子を…育てさせてください！」
あまりの迫力に俺は許すしかなかった
ある日、赤子を巻いていた布の中に紙を見つける
”この子を拾ってくれた方へ”
この子の名前はAと言って、苗字はありません。
この子は夜兎です。
ここの世界とは別の世界の子です。
ですがこの子はこの江戸で生まれました。
私の事情もあり、このような身勝手なことをしてしまいました…
この子の面倒をお願いします。
____________________”沙羅”_______
終わり
貴「………………………」
沖「…緋村…」
銀「マジかよ…」
比「……詳しく知りたいのなら、星海坊主とやらに聞くのだな」
沖/銀「星海坊主！？」
比「…知っているのか。多分、お前の母親とその星海坊主は古き友人だったらしい」
貴「分かりました…ありがとうございました！」
ちゃっちゃと済ましてあの世界へ戻る←
行く時と同じように、白い光に包まれた
作者から
中間終わりました！
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茅すみ - ゆうみんさん» 楽しみにしておいてくださいね！！ (2016年10月22日 13時) (
レス) id: ab43083710 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - Σ(Дﾟ;/)/彼女ちゃんのはもともとむこうのせかいのひとかあ次回楽しみです (2016年10月19日 21時) (レス) id: ebf61ebbdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茅すみ x他1人 | 作成日時：2016年8月7日 17時
