三十七、思い ページ47
沖「で、行きたいところって?」
師匠達と別れた後、私達は汽車に乗った
貴「私が幼い頃…過ごしていた場所です」
秘剣を、磨きに行く
銀「…暇だなぁ…。おっ!かわいいチャンネー見っけ!」
指を指す方向はなんとも綺麗な人
貴「私の脳内で銀さんの評価がただ下がりしました。」
沖「俺は元々でさァ」
銀「え?ひどくね?銀さんめっちゃ傷ついた〜」
貴「チッ、面倒くせェ、ほっとこ」←キャラ崩壊
銀「え?そんなキャラだったの Aちゃん、なんかショック」
沖「ただのキャラ崩壊でさァ」
*〜*
懐かしい、あの場所へと踏み入れる
貴「…いらっしゃいますか?比古様?」
小屋の中から出てくるその姿は変わらないままだ
比「なんだ揃いも揃って。俺になんの用だ。A」
貴「お久しぶりです。……」
あの事を全て比古様に話した
比「…で、帰る前に秘剣を磨きたいと…」
貴「…はい」
比「……仕方ないな。わかった。俺がお前の”桜散りの舞”に一手間加えてやろう」
貴「ありがとうございます!」
沖「…秘剣?」
貴「あっ!まだ言ってませんでしたね。これは私独自で作った技なんです。回転、素早さ、攻撃力などを生かした技です」
比「周りにいるもの全員の急所を素早く攻撃するもっとも敵にとって厄介な技だな。あれを見切ることは難しいな」
銀「ほぇー」
鼻くそをほじりながら言う銀さんを比古様はなぜかぶっ飛ばし、
比「よし、やろうか」
貴「え…あ、はい」
*〜*
比「お前の秘剣では力が足りない。それを今から付けたそう」
貴「はい…」
私は抜刀術の構えになる
比「…そうだな…。何かお前には守りたいものはないのか?」
貴「私の…守りたいもの…」
浮かび上がるのは…沖田さん、神楽ちゃん、師匠、薫…
グッと力が入る
比「その意気だ…俺にかかってこい!」
貴「あァァァァァァァァァ!」
思いがけないほどの力が出る
しかし、当然のことながら比古様は私の攻撃をかわす。けど、その表情はいつもより…というか本気だ。
この技で生きたものはいなかった。だから私は不殺を決めると一切この技を禁じていた。
けど…私はどうしてもこの技を完成させたい
そうして…みんなを……
守りたい…!!!
貴「はぁはぁ…」
比「これで…完成だ」
やっと…できた…
ここまでが、すごく長いように感じた
貴「フゥ…」
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茅すみ - ゆうみんさん» 楽しみにしておいてくださいね!! (2016年10月22日 13時) (レス) id: ab43083710 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - Σ(Д゚;/)/彼女ちゃんのはもともとむこうのせかいのひとかあ次回楽しみです (2016年10月19日 21時) (レス) id: ebf61ebbdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茅すみ x他1人 | 作成日時:2016年8月7日 17時