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tn「あ、大先生に書類渡さな…どこいるんやろ…インカムすんのもめんどいな…」
tn(誰かに呼ばせるか…けど位置情報が把握してないと無理か…あ、A…に頼むか…)
ガタン…
「呼んだか？」
tn「あのー…来て早々に申し訳ないんだけど、大先生連れてこれへん？」
「わかった。今行ってくる。」
tn「あぁ、すまん」
「街中にいるな…誰だ…女か。」
tn「そこまでわかるんや…」
「近くで女の声が聞こえるからな。」
tn「その能力便利やな」
–––––––––––––
ut「いやぁ、君が一番だよ？」
女「いっつも同じような事言ってるじゃん！」
ut「そんな事ないと思うけどな〜」
女「しらばっくれないで！」
ut(…金にしか興味ないのが悪いだろ…)
女「なんとか言ってよ！」
ぐっ…！
ut(終いには泣いて殴るんやろ…女ってめんどくさいな…)
ut「？」
「こんな時に申し訳ないな。」
女「ちょっと！なにすんの！」
「すまない、この人に用事があってな。」
ut「え、Aちゃん」
「ちゃん付けは、慣れてないな…」
女「誰よこの女！」
「まぁ落ち着いて、叩いたらこの綺麗な手が赤くなってしまう。好きな人が傷付いている所を見るのも嫌だろう？少し座って冷静になってはどうだ？」
女「…っ…」
ut(わー…扱い上手)
「美しい顔が泣いて崩れている。」
女「わかった、わよ…」
たっ…
ut「凄いねAちゃん。」
「面倒臭いと思うのなら絡まなければいいのに」
ut「気分だよ」
「そうか、唯本当に女とは面倒臭いものだからな、気をつけた方が良いぞ。」
ut「んで、どうしたの？」
「トントンが呼んでいる。」
ut「あ、いなかったって言っておいて〜」
「…面倒ごとを増やさないで頂きたい。」
ぐいっ…
ut「ちょちょ、えっ？」
「落ちないようにな。」
ut「う、おぉぉ！？待って待って待って！？たっか！？」
「これくらいには慣れないとダメだぞ。」
ut「たっか…」
「少し離すからちゃんと捕まってろ。」
ガタ…
「よっと…」
ゴッ…！
ut「いってえ！」
「連れて来たぞ。」
tn「あぁ、ありがとうな。」
ut「えぇ〜仕事〜？」
tn「さぼんなよ？」
ut「俺の仕事は女と遊ぶ事だから〜」
「さっき女ともめてたやつが何を言ってる…」
ut「ちゃうやん〜」
この後鬱先生はトントンに怒られた
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作者名：ムユ | 作成日時：2019年4月18日 23時
