転校生 ページ3
「それじゃあ、着いてきてね」
中学の頃とは全く違う綺麗な校舎に格好良い先生。
先程から廊下をすれちがう人は綺麗に顔をお化粧したり髪を着飾ったり、雑誌では見た事があったが実際この目で見るのは初めてで凝視してしまう。
そう、私。神谷Aはド田舎から東京へ引っ越しました。
急な引っ越しだった為に制服はまだ届いておらず、恥ずかしながらも私は中学の頃に来ていたセーラー服に優しい灰色のカーディガンを合わせた服装をしている。
元々は高校も田舎のところわ目指して受験していたのに、急遽親の仕事の都合で東京へと。
まぁ、東京には何度も行きたいと願っていたし、前の学校の子とはLINEも交換したから別に戻りたいとか今更なんだけどね。
それに、東京には幼馴染みが居るかもしれない。
小さい頃、私が小学3年生の時に引っ越してしまった幼馴染み。
もう相手も高校生だし、覚えられて無いかもしれないけれど、私は今でもハッキリ覚えている。
大好きだった幼馴染みが突然引っ越すと聞いたときは大泣きして親を困らせた記憶がある。
ましてや、幼馴染み2人が同時に引っ越しなんて。
あぁ、いけない。
もうクラスに付いたみたい。
教室のドアの上にあるプレートを見れば 1-4の文字。
この学校は中学の頃と違い人数が多く7クラスまであるらしいからん丁度真ん中らへんだなぁとか考える。
「今から転校生を紹介する」
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作者名:葭歹 。 | 作成日時:2018年9月17日 8時