29話 ページ30
(プルルルプルルル
「はい」
『あ、田沼さんの電話でお間違いないでしょうか?私 世分高校の藤原という者ですが・・・』
ここまで言って、田沼の下の名前を知らないことを思い出す
下の名前知らない・・・
どうしよう
『息子さんいらっしゃいますか』
よし、何とかなったか?
「俺です。田沼要です」
要と言うのか・・・
田沼「それでどうしたんですか」
『本人なら話が早い。今日から3日間くらいアイツ・・・夏目貴志を泊めてるって設定にして欲しい。詳しい話はアイツにでも聞け。頼んだぞ田沼。あ、私は藤原花佳だ。2組の藤原花佳』
そう言ってほぼ一方的に電話を切った
アイツが外に泊まりに言ってから黒い何かはどこかに消えてしまった
つまり、あれはアイツを呪ったやつの一部ということだろう
アイツが外に泊まりに行った翌日田沼に呼び出された
『悪いな変な頼み事しちまって』
田沼「いや、それは構わないんだけど、何でおれのこと・・・」
『アイツに聞いた。アイツと仲良いんだろ?』
田沼「いやだから・・・」
『アイツが居候してんだよ。私の家に』
田沼「そういや苗字・・・」
『そゆこと。母さんには上手いこと言っといたからことが終わっても怒られることは無いだろうけど、アリバイ作りは、必要だろ?』
田沼「確かに・・・」
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闇黒嶺(プロフ) - るりさん» コメントありがとうございます!感想ありがとうございます!これからも頑張って行きます! (2021年9月17日 0時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
るり - 夏目の小説ありがとうございます!めっちゃおもしろいので更新頑張ってください! (2021年9月15日 20時) (レス) id: 2fc01779ea (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます!頑張って更新していきます! (2021年8月19日 0時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 更新楽しみにしています!頑張ってください(*´艸`*) (2021年8月13日 5時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:闇黒嶺 | 作成日時:2021年6月18日 11時