16話 ページ17
西村たちが帰ってからアイツの様子を見に行けば、案の定熱を出していた
『熱中症か、脱水症状か・・・』
母さんが帰ってきて様子を見れば、この夏でバテたのだろうとなった
そして、面倒を私に託された
『なんで私が・・・』
そう呟きながらも、氷水に浸したタオルを搾ってアイツのおでこに乗せる
その時、少し違和感を感じた
だが、夕食時になり、呼ばれた
『夕食、どうせまだ食べれないだろ。後で持ってくる』
まだ起きないアイツにそう呟き夕食に向かった
塔子「じゃぁ、花佳ちゃん頼んだよ」
『分かった。てか、お粥とかじゃなくてよかったの?』
塔子「やっぱり駄目かしら・・・」
滋「貴志は細いからな、これくらい食べなきゃダメだ」
今日の夕食はカツ
流石に病人にカツはどうなのだろうか・・・
そう思いながらもアイツの部屋の前に行けば先客が居たみたいだ
話を聞けば、複数の妖怪が居て、それらは皆、二葉村に住み着く妖怪で、干上がって動ける今アイツの元に名前を返してもらいたく押しかけたそうだ
名前を返す方法が知りたくて、襖を少し開け覗く
するとアイツは友人帳と書かれた手帳のようなものを手にした
夏目「我を護りし者よその名を示せ」
アイツがそう言った途端手帳は一人出に動き出しピタッと止まった
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闇黒嶺(プロフ) - るりさん» コメントありがとうございます!感想ありがとうございます!これからも頑張って行きます! (2021年9月17日 0時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
るり - 夏目の小説ありがとうございます!めっちゃおもしろいので更新頑張ってください! (2021年9月15日 20時) (レス) id: 2fc01779ea (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - あまねさん» コメントありがとうございます!頑張って更新していきます! (2021年8月19日 0時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 更新楽しみにしています!頑張ってください(*´艸`*) (2021年8月13日 5時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:闇黒嶺 | 作成日時:2021年6月18日 11時