部室はあったかハイム〜 ページ23
私はこれ以上真波を見ていたら泣くと思い、足早に教室を出る。
後ろからちょっと！？！？という有の声が聞こえる
私はその声を無視して部室へと急ぐ
｢こんにちはー！！！！｣
ドアを勢いよく開けて挨拶をするとみんなが驚いたようにこちらを見る
｢ち、ちわーす…！｣
｢おぉ！A！どうしたのだ？｣
尽八が私に声をかけてきた
その事により、私の張り詰めていた糸が切れた。
｢じ…尽八〜〜！！！！うわぁあ〜！｣
｢A…！？だ、大丈夫か！？｣
尽八がオロオロしている。
申し訳ないが私はこの涙を止める方法を知らない。
普段泣きも喚きもしないし、基本的に感情的になることが少ない私は、この時初めて部員の前で大泣きした。
部員はもちろん、福ちゃんや靖友、尽八、新開も驚いていて、申し訳なくなる。
慌てふためく皆を見て、涙を止めなければと思えば思うほど、止まってはくれない。
尽八がそっと私の背中をさすってくれて、福ちゃんが有を呼びに行った。
置いてきてしまった有は、帰ってきてそうそう、この騒ぎを知らない部員にチャリの整備で捕まったそうだ。
靖友が口を開いた
｢A…何があったノ？｣
口調は優しいがどこか怒りが含まれる声色だった
｢ずっと…探してた人を見つけた｣
靖友だけが分かる言葉。
靖友がすごく優しい表情になった。
｢良かったネェ｣
私の頭を撫でる靖友は、お兄ちゃんの顔をしていた
尽八が探していた人について突っ込んで質問していいのか戸惑っているようなので、1人話し出した
｢私ね、小さい頃に山で会った男の子がいたの。ずっと探してた。その子を今日…やっと…見つけた。｣
その言葉を聞いた尽八も新開も、有を連れてきてくれた福ちゃんも、優しい表情をしていた
有が
｢A、マネの部屋に行こう！ちょっと落ち着こう！！｣
そう言うので、私は有に連れられマネ用の部屋へと来た。
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よしはる(プロフ) - アイカさん» ありがとうございます！楽しみにしていて下さる方がいらっしゃると分かりとても有難い気持ちになると共にこれからも更新を頑張ろうと思えます。更新頑張りますので、これからもどうぞ宜しくお願いします！ (2017年9月13日 23時) (
レス) id: 102fc0cc39 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ - いつも楽しみに読まさしてもらっています。これからも頑張って下さい。 (2017年9月12日 17時) (レス) id: aaa91fe88c (このIDを非表示/違反報告)
よしはる(プロフ) - 夜実さん» ありがとうございます！これからも面白いと思っていただけるように頑張って行きたいと思います！ (2017年3月25日 1時) (レス) id: 598fa7bcac (このIDを非表示/違反報告)
夜実 - 面白いですね！これからも頑張ってください！ (2017年3月23日 22時) (レス) id: 180bd39056 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よしはる | 作成日時：2016年9月25日 6時
