私の日常 ページ2
｢あのね…！私、真波が！｣
｢先輩…俺ね、先輩のこと…｣
｢｢好き｣｣
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯとけたたましい無機質な音に起こされ目を覚ます
なんだろう。すごい嬉しい夢を見たような…
全く思い出せない夢の内容を必死に思い出そうとしながらいつも通り学校へ行く支度をする。
幸せな夢だったのは覚えてるのに！
腹立たしく思いながらも制服に袖を通し、通いなれた通学路を歩く
私の学校の前は心臓破りの坂とまでは行かないがそこそこの坂になっていて、マラソン大会で最後の最後でこの坂…それこそ最終関門と言っても過言ではない。
そんな坂を見れば
真波と小野田くんなら確実に喜ぶ坂だわ
なんて次元の違う人たちに思いを馳せながら坂を息を切らしながら登る
ロードだったらちょっとは違うのかな。なんて的外れなことを考えながら坂を登り終えると昇降口まではあと数百メートル。
さて、この学校に通うのもあと半年を切ったわけだが…つまり、私は受験生と世間一般に言われるものである。
はずなのだが、正直焦りもなければ余裕もないという奇妙な状態にある。
驚くほど周りが焦り始めているのを見ていても何故か冷静で、みんなに合わせ焦った振りに励む
授業が始まっても先生の話はとりあえず聞き流して基本的には箱学に行けたら…なんて妄想に励んでいる。
特別頭がいいわけでも運動が出来るわけでもはたまた顔がいいわけでもない私が、このまま箱学に行ってもレギュラーメンバーのファンのうちの一人。
つまり、みんなにとって私は多数のうちの一人にしかならない。
それはそれで楽しいだろう。と思う自分もいるが、正直いうと箱学の歴史…、福富世代の歴史を勝利の歴史として刻まれることを望んでいる1人である。
もし、トリップなんか出来てしまったら原作をぶち壊しにかかるだろう。
それくらい好きなんだ。箱学が…
転校出来るものなら今からでもしたいレベルだ。
まぁ、無理難題だが
なんて、午前の授業中ただただ黒板を映す作業と妄想しかしていない私は本当に受験生なのだろうか。と最近本当に思う
私は考えることを放棄して友達と弁当を広げる
｢午後の授業なんだっけ…？｣
｢次？確か家庭科２連からの倫理｣
｢まじなんで7限授業なの。理解しえない｣
友達が愚痴を言い始めたのでそれに適当に相槌を打ちながら、午後の授業は寝れるな〜とか考えながら紙パックのジュースを飲み干した
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よしはる(プロフ) - アイカさん» ありがとうございます！楽しみにしていて下さる方がいらっしゃると分かりとても有難い気持ちになると共にこれからも更新を頑張ろうと思えます。更新頑張りますので、これからもどうぞ宜しくお願いします！ (2017年9月13日 23時) (
レス) id: 102fc0cc39 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ - いつも楽しみに読まさしてもらっています。これからも頑張って下さい。 (2017年9月12日 17時) (レス) id: aaa91fe88c (このIDを非表示/違反報告)
よしはる(プロフ) - 夜実さん» ありがとうございます！これからも面白いと思っていただけるように頑張って行きたいと思います！ (2017年3月25日 1時) (レス) id: 598fa7bcac (このIDを非表示/違反報告)
夜実 - 面白いですね！これからも頑張ってください！ (2017年3月23日 22時) (レス) id: 180bd39056 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よしはる | 作成日時：2016年9月25日 6時
