第58話 ページ13
《knside》
ゾムから連絡が入った時、アリシアが近寄ってきた
ar「コネさん!!
やったね！」
俺は疲れていたから、座り込んだ
kn「ほんま、最初はどうなるかと思ったわ…」
アリシアが、目の前にしゃがむ
ar「前線は疲れたでしょ」
kn「まぁな」
そんな他愛のない会話をしているときだった
飛び付いてきたかのようなAに、服を掴まれる
『ルナ!!!!』
そう叫ぶと同時に、自分の体は狼の方へ投げ出された
kn&ar「「!!!!!!」」
一緒に投げられたアリシアも驚いている
狼に引きずられ、訳が分からないまま直ぐにAを見る
投げた反動か、さっき居た場所に落ちていくA
その落ちていく先に転がるのはぴくとさんから教わった小型の爆弾
Aは、笑っていた
目には涙が浮かんでいるのに
空を見て、諦めるように
サラカと、影が重なる
kn「A!!!!!!」
手を伸ばそうとしたが、もう遅い
大きな爆発音
上がった煙に、目を瞑る
威力は相当あり、少し離れたのに風で体が押される
gr＜「A！？
おい！
返事しろ!!!!」
インカムから、グルッペンが叫ぶのが聞こえる
kn「グ、グルッペン…？
Aが…」
目の前で起きたことなのに
Aの姿を、爆弾を
この目ではっきりと見たのに
脳で処理しきれない
何が起きた？
Aは？
どうして俺を助けた？
なんで、笑っていた？
俺が唖然としているうちに、駆けつけた幹部が残りを片付けたのか、爆破のあった場所に向かっていく
俺は、行けなかった
足が震えたから
Aの顔が、頭から離れなかったから
kn「クッソ!!!!」
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時雨 - 泣きました (2021年1月6日 13時) (
レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
ブンブン(プロフ) - か、感動 (2019年12月29日 17時) (レス) id: 4a511d68cf (このIDを非表示/違反報告)
みかんの皮 - これで感動しない奴は、コネシマよりも心がないことになるゾォ？私は、バッチリ感動しましたね（真顔） (2019年12月19日 23時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)
meika(プロフ) - あ、あれ？目からアラル海が、、、？あれ？((語彙力が来い)) (2019年12月7日 15時) (レス) id: 857b9cc073 (このIDを非表示/違反報告)
たう - これは泣きます。更新頑張ってください！ (2019年11月30日 15時) (レス) id: ada02683d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月影ハロウ | 作成日時：2019年11月29日 16時
