第6話 ページ8
朝ごはんは、お腹が減っていないため食べなかった
ただ黙々と書類を終わらせていく
あれほどあった山も、ようやく4分の1終わったところだ
ｺﾝｺﾝ
不意に、ノック音が聞こえた
私なんかに用がある人がいるのだろうか
syp「A先輩
ショッピっす
いますか？」
舌っ足らずな口調
ここに来て1年足らずで同じ地位にたった後輩だ
『いますよ
今手が離せないので入ってください』
書類をしながら、返事をする
すると、挨拶しながら扉を開けたショッピさん
syp「A先輩
久しぶりに鍛えてくれません？」
立ったまま、扉の前で話し始めるショッピさん
座ればいいのになんて思ったが、長居はしたくないのだろう
『…ごめんなさい
私、夜間以外は訓練場の使用は禁止されているの』
syp「また、クソ先輩に言われたんすか？」
クソ先輩……コネシマさんの事だろう
『多分そんなところです』
視線を書類から離さずに会話を続ける
syp「なんかあったら、俺がなんとかしますんで」
『後輩に迷惑はかけられない…というより、掛けたくなりので嫌です』
コネシマさんが何を思ってそうしたのかは知らないが、普段使うシャオロンさんやゾムさんも同じ意見だったらしく、
さすがに3人から言われたら、ショッピさんも嫌だろう
syp「…なんで、A先輩は笑わないんすか？」
諦めたのか、それとも話を逸らして了承させる算段があるのか
空いてるスペースに座って話しかけてくるショッピさん
『面白くもないのに笑えないでしょう？』
別に会話しながらでも終わりそうだからと、相変わらず視線を移さずに話す
syp「アリシアさんは、同い年なんすよね？
あの人はよく笑いますよ？」
『人と他人は違うんですよ
それに、彼女とは歳が近いという点しかあっていない
感性も違いますし』
彼女はキラキラしているが、私はそうはなれない
言ってしまえば、真反対の性格をしている
syp「そっすか…
そうだ、お昼一緒に食べません？」
『ごめんなさい
お昼は街に出かけるので
あと、私用なので一人で行きます』
何となく、街にまで来そうな気がして、先に釘を打った
そしたらそれが当たったのか、しゅんとした顔をしている
syp「でもいつか、手合わせしてくださいよ」
『ええ、いつか』
きっと、来ないだろうけど
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ひぇ…
アリシアちゃんの名前間違えとる！
コメントで教えてくださった方、ありがとうございます!!(土下座)
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シヱ(プロフ) - コメント失礼します！いつも楽しく読ませていただいてます！ もし私の勘違いだったらすみません、ぐぅちゃんはドラゴンではなくヒッポグリフですよ！ (2019年11月20日 15時) (
レス) id: 79a622e397 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子癒月 - 第六話のとこ、アメリアになってませんか？ (2019年11月17日 20時) (レス) id: cca028059e (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる(プロフ) - どもです！、すっごい楽しみに見させてもらってます！…もう、文才がありまくリですごいっす…！これからもずっと応援してますね！ (2019年11月17日 15時) (レス) id: 202e147d3a (このIDを非表示/違反報告)
tamagoooo(プロフ) - はじめまして。たまこです。いつも見させていただいています。失礼ですが、16話がないですよ…?では、これからも応援しています。面白い作品を期待しています。 (2019年11月13日 17時) (レス) id: df2a86f5a8 (このIDを非表示/違反報告)
ブンブン(プロフ) - 面白すぎです！更新頑張ってください！ (2019年11月13日 8時) (レス) id: 4a511d68cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月影ハロウ | 作成日時：2019年11月8日 1時
