乃木坂46とわたし。

#飛鳥とわたし。/デレデレデレツン。 ページ13

「ツンツンツンデレ。」の飛鳥sideＶｅｒ．です。

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飛鳥side



私はいつも恋人のAに冷たく接してしまう。

けれど、Aは怒らないからっていつもその優しさに甘えてしまう自分が嫌になる。



飛鳥「ただいまー」



今日もドアを開けると愛しい彼女が「おかえりー！」と言いながら飛びついて来ると思いきや、ドアを開けても簡素な玄関と私とAの写真が目に入るだけ。

いつの間か写真立てがオシャレに飾られている。

Aがやったのか。

不器用なくせに。

まあ、めちゃくちゃ嬉しいけど。



「おかえり。」

飛鳥「どーした？具合でも悪い？」



スマホを弄りながら返事をするA。

本当にどうした？



飛鳥「ご飯食べた？」

「みなみと食べてきた。」


...みなみ！？

ヤバい、とうとう怒らせてしまったか。



飛鳥「あっそ。」


冷たく接してみてもAの表情は変わらない。

なら、＜引いてダメなら押してみろ＞作戦だ！

Aに近づき、



飛鳥「ねぇ、」

「何？」

飛鳥「私のこと、嫌い？」

「いや、別に、飛鳥は？」



そう来たか。

ええい、もうしょうがない。

飛鳥ちゃん、行くんだ！



飛鳥「私は、Aのこと、好き。」



自分でも顔が赤いのが分かる。


「ふふ、ごめんね。飛鳥をデレさせたくて意地悪した。」

飛鳥「もー、そんなことか〜、不安になったじゃん。」

「ごめん、ごめん。」



しょうがない、今日は特別にサービスだ。



飛鳥「A、好きだよ。」

「うぇ！？え、えっと、」

飛鳥「ふふ、かーわい。」

「いや、可愛くないよ。」

飛鳥「じゃあ、可愛くしてあげる。」

「きゃっ！」

飛鳥「可愛いよ、A。」

「あすかぁ。」



うちの彼女は今日も可愛いです。

to be continued……


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ぴかちゅーさんリクエスト『 [#飛鳥とわたし。]飛鳥sideＶｅｒ．』でした！

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