乃木坂46とわたし。

#飛鳥とわたし。/静かなる嫉妬。 ページ12

飛鳥side



私は2期生の三好Aと付き合っている。

Aは私の1つ年下で人気者だ。

いつも楽屋で本を読んでいる私と違い、Aの周りに人が絶えることは無い。

現在は私、A、梅澤先生、ぞのっちという謎メンツでの楽屋。

最近、Aは梅澤先生と仲が良い。

ほら、今だって梅澤先生の肩に頭を乗せて楽しそうに笑っている。

あー、飛鳥ちゃん妬いちゃうなー。



大園「飛鳥さぁーん。」



私の隣にドサッと座ってくるぞのっち。



大園「最近、梅ちゃんがAちゃんばっかで全然構ってくれないんですよぉー！」



お、丁度良いところだ。

このままぞのっちが梅澤先生を連れて行けば私が嫉妬してることもバレずAと話せるではないか。



飛鳥「じゃあ、呼んでくれば？」

大園「えー、飛鳥さんが呼んできて下さいよー！」

飛鳥「何でだよ。」

大園「えー、飛鳥さんも嫉妬してるんじゃないんですか？」



私としたことが。

まさかぞのっちにバレるとは。


飛鳥「やだよ。」

大園「もー！うーめーちゃーん！飲み物買い行こ！」

梅澤「良いけど、Aさんは……」



梅澤先生の隣でスヤスヤと眠るA。

そんな彼女を見て、



飛鳥「私が見とくから良いよ。」



なんて私らしくないことを言ってしまった。

案の定、2人は頬を緩めこちらを見ている。



梅澤「じゃあ、ごゆっくり〜」



私の目の前にある綺麗な顔。



ㄘゅ♡



嫉妬に溢れた私はその顔にキスをした。



「あーすーか！」

飛鳥「うわ、起きてたの？」

「うん、『 じゃあ、ごゆっくり〜』辺りから。」

飛鳥「は！？じゃあ、」

「キスもバッチリ。」

飛鳥「え、」

「いくら嫉妬したからって仕事場でキスするなんてねぇー。」

飛鳥「いや、ほんとごめん。」



ㄘゅ♡


飛鳥「へ、」

「ふふ、仕返し。」



うちの彼女は今日も可愛いです。

to be continued……


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ゆかさんリクエスト『 飛鳥が嫉妬』でした！



これからも「乃木坂46とわたし。」をよろしくお願い致します！


ぱん。

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