仮婚。 (ページ7)

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７話ページ7

．

??「おはよう。

おねえさんっ

朝から夫婦仲良く派手にやってるね。」

そう、わざとらしく私をお姉さんと呼ぶ昨日のお風呂男がテヒョンとかいう男が座ってた席に着く。

「そんな無理に呼ばなくても(笑)

というかその席貴方のお兄さんの席でしょ？」

こういう豪華なお家は席順とか決まってるんじゃないの？

??「あのさ、笑

あんた面白いね。誰が本気でお義姉さんなんて呼ぶんだよ

あと。席。
俺の所に誰かさんが座ってて埋まってるからここに座ってんの。」

だよね…笑

呼ぶわけないよね笑

ん？席？

周りを見回しても私とこの人以外座ってる人なんていない。

…

とゆうことは！！！

ｶﾞﾀﾝｯ

勢い良く立ち上がる

「んあ！

ごめん！！！その、ここが貴方の席だって知らなくて…」

??「知らなくて大丈夫。

次から覚えてくれればいいから。」

そう言いながら私をどけて本当の自分の席に着く彼。

意外に優しい。。のかも。

??「ねえ、あんたも席に着いたら。

横に立たれても困るし目障り。」

と、突っ立ってる私に一喝

「あ、うん。

ごめん。」

やっぱ全然優しくない！！！！！

ん、？

ふと見た視線の先には朝食を食べる彼の腕、の傷。

「どうしたのその傷。」

傷というより少し大きな火傷みたいな…

その話をふった途端彼の腕がピタッと止まり持っていたフォークを垂直に落とした。

私をじっと見つめる目の前の彼。

「何、どうしたの(笑)」

??「……俺さ、

人殺したんだよね。」

「へ…？」

そういった彼の表情に心は無かった。