仮婚。 (ページ23)

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２３話ページ23

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翌日の朝。

つまり、食事会とやらの日。

いつもより静かな朝食。

そう、何故かって？？

あいつがいないから！！！！

｢パクさんあの人どこ行ったんですか！！

人に時間時間行っておいて自分が遅刻ですよ！！｣

P｢坊ちゃんは早朝から出掛けられましたよ？｣

｢出かけたあ！？どこにですか！

あ、分かりました。大丈夫です。｣

だいたい検討はつく。

｢大事な人｣やらにわざわざ会いにか迎えに行ったのだろう。

今夜は食べに来るみたいだし

P｢では、私共は準備があるので失礼致します。

何かあればいつでもお声お掛け下さい。｣

｢…。｣

何なの。ここの家にとってもそんなに大事な人なの。

私がここに来た時すらそんな事無かったのに…

Jk｢…気になる？｣

｢え？｣

気付けばジョングク。と2人きりの空間。

｢いや、別に…

別にいいんだけどさ｣

Jk｢だけど何だよ。｣

｢なんか惨めで(笑)

そんなに大事な人なの？知ってる？｣

Jk｢あぁ…なんとなくな

小さい頃からずっと一緒に居たから大事なのは大事なんじゃないのかな｣

｢ふ〜ん。

その人はさ、、私とあの人が結婚してる事知ってるのかな…？｣

Jk｢そりゃ、ヒョンの事だから言うだろ

黙っておけないタイプだし、｣

｢…。｣

何故か無性に腹が立った。

例え、いくら嫌われてても、

いや、大嫌いでも私は正式にあの男の妻になるのだ。

いわゆる幼なじみってやつか知らないけど既婚者に平気で近づくなんて！！！

ｶﾞﾁｬﾝﾂﾂ

｢私決めた。｣

手を机に叩きつけ決心した。

Jk｢？｣

｢私、あの人と本当の結婚する。

絶対好きにさせて、ちゃんとプロポーズさせてやる。｣

腹が立った勢いでもあったが結構本気で決めた事だった。

Jk｢……は？｣