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ここ最近、呪術師の仕事が忙しくて、彼女と顔を合わせる日が減ってきた。
今日は、3日ぶりにAとゆっくり食事をとることができた。
『急激に忙しくなってきましたね。』
少し伏し目がちに、そう言う彼女。
｢今はまだマシな方ですね。これからもっと、比べものにならないくらい忙しくなるでしょうし。｣
『ですね、こうやって二人でご飯を食べる事が出来るのはいつまででしょうか...。』
ポツリと呟く彼女は、なんとも寂しげで、つい甘いことを言ってしまう。
｢なるべく、定時には帰りますから。｣
この時期に定時に帰れた試しなど一回も無いのだが、、、これは嘘ではなく、自分自身の決意の話だと、心の中で言い聞かせた。
そんな私に彼女は、
『私も、なるべく早く任務片付けて、早く家に帰ってきます！』
張り切ってそう言ってくれたが、私はそれを正面から受け止めることは出来なかった。
｢そんなこと言って、焦って怪我でもされたら困ります。ほどほどにして下さい。｣
彼女が怪我をしたあの日の事を思い出して、少しトゲのあることを言ってしまった。
『分かりました。ほどほどにします。』
私の言葉に、彼女は嫌な顔一つせず、むしろ正直に受け止めた。
私は反論なりなんなり返ってくると思っていたから、少し面食らってしまった。
.....このままだとダメだよな。恥ずかしさはあるけれど、きちんと伝えてみようと思う。
｢でも、なるべく早く帰って来てくださいね。少しでも貴方と一緒に居られるなら、仕事の励みにもなるので。｣
小っ恥ずかしくて、言っている最中も俯いてしまったが、自分にしては頑張った方ではないかと思う。
その頑張りは、どうやら意味があったみたいだ。
『分かってますよ！それに私も建人さんと一緒に居たいですし。』
彼女にそう言って貰えてとても嬉しいはずなのに、出てきた言葉は
｢そうですか。｣
なんて素っ気ないものだった。.......いくら恥ずかしかったからとはいえ、これは無いよな。本当にすみません、A...。
脳内で1人大反省会をやっていた私に、この後Aは突拍子も無いことを言うのだった。
『建人さん、』
｢なんですか。｣
『愛してますよ。』
何がどうなってその言葉なのか。気になりはするけれど、きっとそれは考えることじゃない。
やるべきことは、ただ一つ。
｢私も、愛してます。｣
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no non(プロフ) - 森さん» ありがとうございます:)うああ！めちゃくちゃ嬉しいです泣ありがとうございます！！ (2022年3月2日 9時) (
レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
森 - ↓そうです❗そういうことです❗読解力半端ないッスね❗ めっちゃ面白かったんで二回目見に来ました❗ (2022年3月1日 1時) (レス) id: d826e852a9 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - 森さん» コメントありがとうございます(;▽;)無いって10月31日だけ全部書いてないみたいなことですよね(書いてる本人なのに語彙力なし民)そうです、お察しの通りです…泣少しでも楽しんで頂けたなら嬉しいです＊この度はありがとうございました:) (2022年2月2日 13時) (レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
森 - ↓いや、あるんですけど何て言うか…(語彙力) (2022年2月1日 21時) (レス) @page20 id: d826e852a9 (このIDを非表示/違反報告)
森 - おおっ!すごい!あと、10月31日が無いのはもしかしt(( (2022年2月1日 21時) (レス) @page3 id: d826e852a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：no non | 作成日時：2021年5月27日 22時
