#67 想いを ページ29
だけど、優しすぎるルーピン先生のことだ。いくら周りが大丈夫だと言っても、自分が納得しなければ、来る事は絶対に無いのだろう。私が自分の中で色々と葛藤している時だった。ルーピン先生がとんでもないことを言った。
ル「それに、私1人居ないくらいで誰かが困ることなんて無いんだから。」
なんでそんなこと言うの？ルーピン先生。
私は貴方と少し会えないだけで、凄く悩んで、凄く不安になるのに。
ルーピン先生があの時言ったあの言葉が未だに引っかかってるし。
舞踏会だって楽しかったけれど、ルーピン先生の事が気になって気になって、頭の中には貴方のことばかり浮かんで。
私の中はいっつもルーピン先生でいっぱいなのに、それなのに、
「困ります。」
ル「え？」
「ルーピン先生が居なくちゃ私が困ります。だって＿＿＿＿＿＿」
今まであと一歩を踏み出せなかったけど、でも、今なら言える。
「私、ルーピン先生の事が好きですから。」
ル「へ................ええ？！？！」
案の定、ルーピン先生は目を白黒させて驚いた。
ル「ちょっっっと待ってくれないか？その【好き】っていうのは＿＿＿」
「はい、もちろんです。恋情の意味での【好き】です。」
ル「えっっっと、、、その、少し待ってくれ。」
ルーピン先生は書斎の中を右往左往歩き回り、本当に頭を抱えていた。こういう反応になるのは大方予想はしてたけど........。でも、今伝えたのは間違いでは無かったと思う。
しばらくすると、ルーピン先生は私の目の前へと戻ってきた。
ル「........よし、大丈夫だ。A、これからは君の1人の先生として、そして1人の大人として話す。」
「はい。」
ル「君は憧れと恋を履き違えてるんじゃないのかい？」
言われるとは思ったけど、いざ本人に言われると傷付くもんだな。
ル「君の歳の頃だと、教師に憧れる年齢なんだろうし........。まあそれでも私に【憧れて】くれるっていうのは嬉しいものだけ＿＿＿」
「それは無いです。」
私はルーピン先生の話を途中で遮った。
ル「だけどねA、仮に君の気持ちが本気だったとしても、私は教師であるばかりか人狼なんだよ？私みたいなやつはやめた方が＿＿＿」
「関係ないです。先生でも、人狼でも、なんででも、私はルーピン先生が好きなんです！」
少し怒鳴り気味にそう言った私は、気付いたら泣いていた。
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no non(プロフ) - いつの間にやら合計20,000hit超…ありがとうございます;-; (6月4日 21時) (
レス) id: 8fced7c227 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - ダイアナさん» ありがとうございます;-;お返事遅くなってすみません汗とても嬉しいです！ゆっくりではありますが更新して行けたらな〜って思ってます:) (6月4日 21時) (レス) id: 8fced7c227 (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ(プロフ) - 応援してます！待ってます！ (2023年3月15日 8時) (レス) id: a77adeeec4 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - 皆様あけましておめでとうございます。もうしばらく低浮上は続きますが、色々落ち着きましたら最後まで一気に突っ走るつもりです:)本年もどうぞよろしくお願い到します。皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせて頂きます＊ (2022年1月1日 0時) (レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
no non(プロフ) - いつの間にか合計15,000hitいってました。本当にありがとうございます:) (2021年10月16日 10時) (レス) id: de80b1f653 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：no non | 作成日時：2020年10月24日 1時
