検索窓
今日:20 hit、昨日:49 hit、合計:693,761 hit

11話 ページ13

何かずっと、いや時折目を逸らすが安室さんがこっち見てる



「あの聞きたいことって・・・?」



耐えきれず、安室さんに喋りかける



「ああ、それは・・・貴方が何者なのかお聞きしたくて」


「と言いますと」


「貴方は僕が歳を言っていないにも関わらず、僕より年下だと言った。それは何故です」



僕は年下に見られても、年上にはあまり見られませんから。と付け加えていった



「ふぅん。やっぱりそれか」


「やはり?」


「それ言ったとき、安室さんの顔一瞬だけど険しくなったから」


「ほぅ?で貴方は一体何者ですか」



けっ、やっぱり逸れないか



「安室さん探偵でしょ。それぐらい自分で調べて下さいよ」


「何故僕が探偵だと思ったんです」


「毛利先生って呼んでたから。それって何かしらの上下関係があるってことだから・・・後、毛利小五郎さんは探偵だから」


「なるほど。自分で言う気は無いんですね?」


「ええ、全く」



そうキッパリと言った



「・・・着きましたよ」


「本当だ、ありがとうございました」



車から降りて礼を言う



「いえ」



素っ気な



「そうだ。僕の家、貴方の家の隣ですので何かあったら言ってくださいね」

12話→←10話



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (172 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
442人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2016年5月3日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。