ニキビが2つ ページ4
ちょっと待って。今、私なんて言った？確か、見とれてましたって言ったよね！？いや、実際に見とれてたけど！！なんでそれを本人に言うかな！？
『あの、今のはですね、つい、言ってしまったというか、その、、、』
いや、何言ってるんだ私！誤魔化せてないわ！！つい、言ってしまったとか、正直か！！
？「フフッ」
え、笑われたんだけど。恥っず。
？「すみません。貴方の慌てる姿が面白くて、つい。」
？「私は沖矢昴です。そこの工藤邸に住んでるのですが、貴方は？」
ここ、工藤邸っていうんだ…この高級住宅街の中でも一際目立つ豪邸に住んでるとか、さすがイケメンだわ。
『あ、私は山田Aといいます。』
沖矢「Aさんですね。ところで、工藤邸になにか用が…？」
『あ、いえ、工藤邸には何も。』
沖矢「では、こんなところで何を？」
あれ、そういえば、私なんでこんなところにいるんだっけ。何か忘れてるような…
『あっ！！』
そうだ！私、打ち合わせするために出かけてたんだった！！高級住宅街ウロウロするためじゃないよ！！←
沖矢「どうかされましたか？」
『実は、喫茶ポアロというお店を探してたんですけど、迷ってしまって…』
沖矢「喫茶ポアロですか。そのお店なら知ってますよ。もしよろしければ案内しましょうか？」
『ほんとですか！？ぜひ、お願いします！！』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
沖矢「着きましたよ。ここです。」
やっと着いた、、、長い道のりだったわ。家を出てからなんと50分。なんとか、約束の時間には間に合った。
というか、あの高級住宅街から10分で着くんだね。私の40分は何だったんだろ。
『本当にありがとうございます。沖矢さんに会えなかったら、約束の時間に間に合いませんでした。何かお礼させてください！』
沖矢「お礼なんて結構ですよ。私はただ道案内しただけですし。」
『それでも、沖矢さんのおかげです！お礼しないと、気がすみません!!』
沖矢「そういわれましても…」
『私ができることなら何でもしますから、遠慮せずに仰ってください！！』
沖矢「何でも、ですか…」
え、何その笑顔。ちょっと怖いんだけど。あの優しいイケメン沖矢さんはどこへ行ったの、、、？
沖矢「それでは、私のことを名前で呼んでいただけませんか。」
『えっ。名前呼びですか。』
沖矢「はい。」
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陽香(プロフ) - くろアゲハさん» コメントありがとうございます！これからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (2020年3月25日 18時) (
レス) id: c32dd0e66c (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 鶴さん» コメントありがとうございます！亀更新ですが、これからも読んでくださると嬉しいです。 (2020年3月25日 18時) (レス) id: c32dd0e66c (このIDを非表示/違反報告)
くろアゲハ - すごく面白くて読むのがとても楽しいです!!応援してます！ (2020年3月24日 20時) (レス) id: 864dd6b165 (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 初めて見たんですが、とっても面白いです！更新頑張ってください！応援しています！ (2019年9月8日 11時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
陽香(プロフ) - 吹雪姫さん» コメントありがとうございます！12歳って漫画のやつですかね…？想われニキビがでてたとは知りませんでした…！！ (2019年7月11日 1時) (レス) id: b4e6a18735 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽香 | 作成日時：2019年5月5日 20時
