nightmare2 ページ3
奥からぱたぱたと誰かがやって来た。
「はい、お客様ですか?」
目の前に現れたのは、真っ黒な服に身を包んだ女性だった。
「あの……?」
何時までも黙っている私に女性は不思議そうに見つめた
「あっ、すみません……
あの、此処はどんなお店なんですか?
私、道に迷ってしまって…」
若干、焦りつつこれまでの経緯を話した
すると……
「そうなんですか……
それでは、このお店の事を詳しく説明いたしますので着いてきてください」
ニッコリと微笑む彼女を見て私は、警戒心を薄めた
長い長い廊下
先を見ると真っ暗で何処まで続いているのか分からない
「あ、あの……」
「はい?
あっ、自己紹介が遅れましたね
私は、ここの店長のAと申します。」
「…Aさん
えっと、私は……」
私も名乗ろうとしたとき
「あっ、存じておりますよ?
倉木 芽亜(くらき めあ)さんですよね?」
ビクッ__
なんで、知っているのか?
一瞬にして鳥肌がたった
だって、自分が知らない人が自分の名前を知ってるのって嫌でしょう……?
ガチャッ
「どうぞ、お入りください」
彼女は、魅惑的なオーラを醸し出していた。
なかに入りフカフカの真っ白なソファーに腰かけた
「何だかいい香り……」
仄かに甘い香りが部屋に充満していた。
「リラックス効果があるお香をたいております。
それでは、説明させていただきます。」
キャンドルに火が灯っている明るい部屋
なのに私の気分が晴れないのは……何故?
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mio(プロフ) - 琉凛 アンケは2でお願いします♪ (2014年2月1日 20時) (レス) id: 584a11d2bb (このIDを非表示/違反報告)
クマ桜(プロフ) - 初めまして!アンケート2でお願いします!応援してますね! (2014年2月1日 19時) (レス) id: a7f7d991a7 (このIDを非表示/違反報告)
Rimi(プロフ) - アンケートは2がいいです!頑張ってください! (2014年2月1日 17時) (携帯から) (レス) id: 3be1741c6a (このIDを非表示/違反報告)
琉凜(プロフ) - 桜灯さん» ありがとうございます( 〃▽〃)頑張ります!! (2014年2月1日 16時) (レス) id: 9108fdccac (このIDを非表示/違反報告)
桜灯 - 琉凛さんの小説大好きです。1に投票します。これからも頑張って下さい。 (2014年2月1日 16時) (レス) id: deffd73f32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琉凜 | 作成日時:2014年1月13日 0時