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episode 11 ページ11










俺を捉えたあの瞳の奥には、きっと何か複雑な感情がある気がするのに…









意識的に“ 無 ”へと変換されてたように思えてん。









隠すってゆうか、誤魔化すってゆうか。









…なんて表現が正しいかわからんけど。









ほんまに、わからんくて。









昔の重岡くんも結構分かりづらかったけど、それよりもっと。









こんなにも“ わからん ”ことが引っかかるなんて…初めての感覚やった。









今まではわりと、人の気持ちとかって感覚的にわかったような気がしとったから。









“ 知らない ”こととか“ 分からん ”ことを嫌うAちゃんも、こんな感覚になるんかな。









なんて、ふと彼女のことを思い返したら、またちょっとだけ気持ちが動く。









そんな気力なんて、ないはずなのに…








「……はぁ、」









1人で勝手に巡らせた思考に気疲れでもしたのか、また湿っぽいため息がでた。









このままおっても、余計だるくなるだけな気がして…









思い出した彼女の面影と一緒に、もう一回髪についた雫をタオルで拭いさる。









そして、いつの間にか伸びた重めの黒髪からポタポタと雫が垂れてこなくなった頃、









俺は、殺風景な部屋を出た。

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未来奈(プロフ) - なんだかとてつもなく頭を使った気がします。コメントも纏まらずめちゃくちゃでごめんなさい。すごく大好きな物語です。ありがとうございました。 (2017年10月23日 0時) (レス) id: d1bb082a8c (このIDを非表示/違反報告)
未来奈(プロフ) - 過去があって今があって、それで未来が創られていくという事。自分という存在は自分だけで存在している訳ではないという事。自分を重ねたり、別の誰かを重ねたり、古い記憶を重ねたり。。涙を流したり。 (2017年10月23日 0時) (レス) id: d1bb082a8c (このIDを非表示/違反報告)
未来奈(プロフ) - なんて表現すればいいのかわかりませんが。。。一番最初の話からここまで、全て通しで読んだんです。そしたら、すごくいろんな感情が渦巻いたというか、動いた、揺さぶられたというか。自分の在り方について考えさられました。 (2017年10月23日 0時) (レス) id: d1bb082a8c (このIDを非表示/違反報告)
高一女子ジャニヲタ - そんな大きな、大事な事にいつもいつも気付かせてくれるみぃさん、みぃさんの書くお話に本当に本当に感謝です。みぃさんもお仕事やプライベート、お忙しいかと思いますが,このお話は私の大切な道標,心の拠り所です。みぃさんが楽しんで書いて頂きたいと思います(^^) (2017年7月26日 16時) (レス) id: b4e78d5976 (このIDを非表示/違反報告)
高一女子ジャニヲタ - 自分が納得出来る答え、言い訳は見つかりませんでした。けどやっぱり道標になる言葉は今作の言葉でした。やっぱり好きなんやって。好きやから続けられるんやって。人が何て言っても良いんかなって。むしろそれが自分が頑張る一番大きい、誇れる理由になるんかなって。 (2017年7月26日 16時) (レス) id: b4e78d5976 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃ | 作成日時:2017年5月30日 12時

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