銀魂3〜万事屋ここにあり〜

第五十二訓 公園は子供たちのものだ ページ27

マムシ「さァ来いよ！早くしないと

次撃っちまうよみんなの江戸が焼け野原だ！

フハハハハどうした？体がこわばって

動くこともできねーか情けねェ…ん」









マムシは蝮Zをうち自慢げにそう話すと板に縛られている銀時の前に3人の人が立っていた









貴方「撃ちたきゃ撃てばいいじゃない

撃ってこないってことは

そっちがこわばってるんじゃないの？」









神楽「江戸が焼けようが煮られようが

知ったこっちゃないネ」









新八「でもこの人だけは撃っちゃ困りますよ」









Aはニコニコと笑い新八と神楽は真顔でそう言った









マムシ「なっ…なんだてめーらァァ！？

ここはガキの来る所じゃねェ帰れェ

灰にされてーのかァ！！」









銀時「なんでこんな所に…

僕のことはもういいって…もう好きに生きていこう

って言ったじゃないかなんでこんな所まで」









銀時の言葉に3人は銀時の頭を踏みつける









貴方「銀時に言われなくたってこっちは

とっくに好きに生きてるのよ」









新八「好きでここに来てんだよ」









貴方･神楽･新八「好きで銀時･アンタと一緒に

いるのよ･いんだよ」









銀時(…なんでどうしてだ

ちゃらんぽらんと呼ばれていながらなんで僕は

なんでみんな)









銀時がそう思っているとA達の隣に真選組も並び始める









沖田「ガキはすっこんでな死にてーのか」









神楽「あんだとてめーもガキだろ」









貴方「十四郎君どうして」









土方「不本意だが仕事の都合上一般市民は

護らなきゃいかんのでね」

(オメーがそうしてるのに俺が何もしないで

突っ立ってるのはかっこ悪ぃだろーが)









土方はタバコの煙をふぅと吐きながらそう言った









貴方「んふふ」









土方「こういうことだ撃ちたきゃ俺達撃て

チン砲だかマン砲だかしらねーが

毛ほどもきかねーよ」









貴方「そうよ撃ってみなさい」









「このリストラ侍が！

ハゲ！

リストラハゲ！」









土方とAに続くように周りは罵倒し始める

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