銀魂2〜万事屋ここにあり〜

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銀時は布団から勢いよくおきあがる









桂｢ガラにもなくうなされていたようだな…

昔の夢でも見たか？｣









銀時｢ヅラ？なんでてめーが…そうだ！！｣









銀時は連れていかれるA達を思い出し立ち上がるが布団に倒れてしまう









桂｢無理はせぬがいい左腕は使えぬうえ

肋骨も何本かいってるそうだ

むこうはもっと重傷だおまえがかばったおかげで

外傷はそうでもないが麻薬にやられている

死ぬまで廃人かもしれん｣









銀時｢クソガキめやっぱやってやがったか｣









桂｢というか貴様はなんであんな所にいたんだ？｣









銀時｢というかなんでお前に助けられてんだ？俺は

というかこの前のこと謝れコノヤロー！｣









桂｢というかお前はコレを知っているか？｣









桂は銀時に透明な袋に入った粉薬を見せる









桂｢最近港で出回っている転生 鄉と

呼ばれている麻薬だ

辺境の星にだけ咲くと言われる特殊な植物から

作られ嗅ぐだけで強い快楽を得られるのが

依存性の強さも他の比ではない

流行に敏感な若者達の間で出回っていたが

皆例外なく悲惨な末路をたどっている…

天人がもたらしたこの悪魔を根絶やしにすべく

我々攘夷党も情報を集めていたんだ…

そこにお前が降ってきたらしい

俺の仲間がみつけなかったら

どうなっていたことか…

…というかお前はなんであんな所にいたんだ？｣









銀時｢というかアイツらは一体なんなんだ？｣









桂｢宇宙海賊春雨銀河系で最大の規模をほこる犯罪

シンジケートだ！奴等の主だった収入源は

非合法薬 物の売買による利益

その触手が末端とは言え

地球にもおよんでるというわけだ

天人におかされた幕府の警察機構など

アテにできん我等の手でどうにかしようと

思っていたのだが

貴様がそれほど追いつめられる位だ…

よほど強敵らしい時期尚早かもしれんな

オイきいているのか｣









銀時｢Aも仲間も拉致られた

ほっとくわけにはいかねェ｣









桂｢その身体で勝てる相手と？｣









銀時｢人の一生は重き荷を負うて遠き道を往くが如し｣

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