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平賀「フン…まったくにぎやかな奴らだ
なァ三…三郎ォォォォォ!!
ちょっ…お前はダメだってば!!三郎ォォ!!」
三郎も銀時達の後を追って祭り会場に向かってしまう
そんな様子を橋の上から高杉は見ていた
高杉(必ずお前を…)
平賀「…フン妙なモンだな
なんだか三郎も楽しそーに見えるわ」
銀時「そりゃいつも険しい顔したジジイといるよりは
楽しいだろ」
貴方「んふふ」
平賀「フン…息子と同じよーなこと言いよる」
平賀は1口酒を飲みそう言った
銀時「息子?アンタそんなのいたの」
平賀「もう死んじまったがな
勝手に戦に出て勝手に死んじまったよ
俺に劣らずカラクリ好きな奴でよ
あぶねーって言ってんのに
勝手に工場に来て機械いじりまわす
クソガキだった…
あの頃は発明なんつっても
鳴らす飛ばすでジリ貧だったがよォ
今にして思えばあの頃が一番楽しかったかも
しれねーな昔は何も考えずただ好きだからカラクリ
いじくりまわしてたが
江戸一番の発明家だとか言われだしてから
カラクリは俺にとって何かを得る手段に
なりさがっちまった…息子の野郎は
そんな俺に反発して出てっちまったよそれっきりだ
…そういやお登勢からきいたが
てめーらも戦出てたんだってな」
貴方「戦って言っても私達のは
そんな大層なモノじゃないですよ」
Aは頬ずえをつき平賀の方を見ながらそう言った
銀時「その後十数年は各地で散発的に
侍がゲリラ戦してただけさ
まァそれでも仲間達が死んじまったがな」
平賀「…敵をとろうとは思わんのか?
死んでいった中にかけがえのない者もいただろう…
そいつらのために瀑布や天人を討とうと
思ったことはねーのか?」
銀時「…じーさんアンタ」
平賀「アーいかんいかん
徹夜明けの酒はやっぱりきくわ
最後の調整があるから俺ァ戻るわ
オーイ!三郎いくぞォォ」
その頃神楽達は…
・→←第三十訓 事件は悪い奴が起こすんじゃないはしゃぎすぎた奴が起こすんだ
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はっさる(プロフ) - 赤月 アズさん» ありがとうございます!!これからも頑張ります! (2021年2月24日 19時) (レス) id: e3b62bda70 (このIDを非表示/違反報告)
はっさる(プロフ) - アレンさん» ありがとうございます!!これからも面白いのかけるよう頑張ります! (2021年2月24日 19時) (レス) id: e3b62bda70 (このIDを非表示/違反報告)
赤月 アズ(プロフ) - 遅れちゃいましたけど続編おめでとうございます!これからもずっと見させていただきます!頑張ってください! (2021年2月24日 15時) (レス) id: ebd3cb3c79 (このIDを非表示/違反報告)
アレン - すっごく面白いです!更新頑張ってください! (2021年2月24日 6時) (レス) id: f5ab90f2c0 (このIDを非表示/違反報告)
はっさる(プロフ) - 常夏さん» ありがとうございます!これからも頑張ります!! (2021年2月23日 23時) (レス) id: e3b62bda70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はっさる | 作者ホームページ:http://asllsa
作成日時:2021年2月20日 13時