銀魂〜万事屋ここにあり〜

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井上「何も言わずに逃げちゃうなんてつれないねェ

あんなによくしてやったのに

金に困ってたんじゃなかったの？

いいのかィ？ふりかけご飯の生活に逆戻りだよ？」









神楽「人傷つけてお金もらうもう御免ヨ

何食べてもおいしくないアル

いい汗かいて働くふりかけご飯もおいしくなるネ」









井上「戦うことしか脳がない蛮族がいうじゃないか

ええ夜兎族さんよ」









井上はゴミ箱に挟まる神楽にそう言った









新八「夜兎族？」









井上「おやおや何も知らずにコイツに

協力してたのかィおたくも名前くらい聞いた事

あるだろう？最強最悪の傭兵部族｢夜兎｣

姿形は人間と大差ないが驚異的な戦闘力を誇り

数多の星を潰してきたただ戦うだけを嗜好する

戦闘民族よお前は隠していたようだが

その透けるような肌の色と傘が何よりの証拠

奴らは日の光を嫌い常に日傘を

離さないというからな薄っぺらい道義心で本能を

拒絶したところで戦うお前は楽しそうだったぞ

お前の本能は血を求めているんだよ神楽」









神楽｢違うネ！！私は…｣









神楽が話そうとした瞬間井上はゴミ箱を蹴り線路に落とす









井上「戦えないお前に価値はないサイナラ

ちょっ…ちょっと待てェ！！

おいぃぃ！！駅員さん！！」









向こうから電車が走ってきた









新八「ウソぉぉぉ！！漫画みたいな

タイミングだ！！ちょっ助けてェ！！」









井上「フンあばよ」









新八「うわァァァァ！！」









電車とともに現れたのは帰ったはずの銀時だった









銀時「ったく手間かけさせんじゃねーよ」









新八「銀さん！！」









銀時「歯ァくいしばれっ！！」









新八「え！？ちょっ…待ってｪｪ！！

ぎぃやぁあああああああ！！」









銀時は思いっきり木刀でゴミ箱をすくい上げホームに投げ飛ばす









井上「なっ…なんだぁぁ！！何がおきたァ！！」









神楽「私戦うの好きそれ夜兎の本能…

否定しないアルでも私これからは

その夜兎の血と戦いたいネ変わるため戦うアル」

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