山猫の幼馴染 4 (ページ3)

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第137話ページ3

杉元｢アシㇼパさんと……え！？Aさん！？

なんでここに……ま、まぁとりあえず無事で良かった！！

ヒグマが乗ってきた！！毒矢でやっつけてくれ！！｣

杉元はようやくアシㇼパのいる車両に来れたが

Aの存在に驚き少し間抜けな声を出してしまう

アシㇼパ｢毒矢！？……矢筒の中だ｣

杉元｢早く毒矢出してッ｣

事情を知らない杉元は焦りながら声を出す

貴方｢矢筒は奪われた恐らく今頃は篤四郎さんの手元だろうな｣

Aは顎に手を当てそういった

白石｢ってAちゃん後ろォォ！！｣

白石は声を荒らげてAの後ろを指さした

杉元｢Aさん危ないッ｣

Aは急いで後ろを振り向くとそこにはヒグマがいた

Aが銃を構える前にヒグマが腕を振り上げる

貴方｢ッ……？｣

Aは間に合わないそう思い目をぎゅっと瞑り腕でガードするが

いつまでも衝撃が来ないので目を開けてみる

土方｢さっきの仮は返したぞA｣

貴方｢歳三さん……｣

土方の攻撃でヒグマは声を荒らげながら逃げ出していく

ガリッ

白石｢痛ったぁ！！ちょっとカジっていきやがった！！｣

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鶴見｢よし｣

鶴見は矢筒の中から権利書を取り出し中を確認する

鶴見｢杉元たちがくるぞ｣

鶴見は尾形にそう伝えた

ヒグマ｢ブオオオッ｣

尾形｢どうやって列車に？｣

尾形は冷静にそう呟き銃を構える

尾形｢登って来られるのか？｣

尾形はヒグマの頭に銃弾を当てる

ヒグマ｢がァァァ｣

尾形｢ああ……頭蓋骨が分厚いんだっけ

｢強いやつを倒すときは頭を狙わない｣｣

尾形の言葉の終わりとともり背後から杉元が腹を刺す

キンっ

ドッ

ゴッゴッゴンッ

杉元｢元気そうで嬉しいぜ尾形ぶっ殺してやる｣

尾形｢俺もだぜ杉元ッ｣

杉元｢ふううおッ｣

尾形｢はああっ｣

杉元と尾形は取っ組み合いをする

尾形は杉元と突き放すとヒグマは杉元の下半身を捉える

尾形はその機会を逃すべく銃を構える

尾形｢楽しかったぜ不死身の杉元

心臓を撃っても不死身なのかためしてやる｣