山猫の幼馴染 4 (ページ11)

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最終回ページ11

白石｢杉元とAちゃんと尾形ちゃんはこれからどうすんだ？

こっちに残るのか？｣

杉元｢帝国ホテルで食えるエビフライってのが美味いんだよな…｣

杉元の答えにアシㇼパは俯く

杉元｢でも都会で本当に美味いものを食べるにはカネが

たくさん必要なんだよリスのチタタㇷ゚も負けないくらい美味しい

うさぎの目玉も塩をかけたエゾシカの脳みそも

シャチの竜田揚げもオオワシの足も

カワウソの頭も白鳥のくちばしも全部美味しかった

自分が幸せになれそうな場所をやっと見つけたんだ

故郷へ帰ろうアシㇼパさん｣

杉元の言葉にアシㇼパは嬉しそうに笑顔を見せた

Aはふふッと微笑む

貴方｢そもそも私の故郷は東京じゃないし

コタンに帰らないと…あそこには思い出があるからね

百之助も来るでしょ？｣

尾形｢いいのか…？｣

貴方｢当たり前でしょう？貴女を1人になんてしない｣

尾形は驚いたようにAに聞けば

Aは尾形の腕に抱きつきそういった

杉元｢あれ？シライシはどこいった？｣

アシㇼパ｢野グソかなぁ｣

杉元｢東京のど真ん中でかい？｣

尾形｢あいつなら有り得るだろ｣

貴方｢酷い言いようね｣

Aは苦笑いをうかべた

白石｢湿っぽいサヨナラは嫌いだぜ｣

(あばよ杉元佐一アシㇼパちゃん Aちゃん尾形ちゃん

元気でな)

3年後

オソマ｢杉元ニシパに手紙がきてるよー｣

杉元｢ええ！？白石由竹からだ！！｣

アシㇼパ｢シライシ？｣

貴方｢懐かしいわね｣

尾形｢居たなそんなやつ｣

白石の手紙にみんな集まり中身を確認する

貴方｢でも中身何も書いてないわよ？｣

杉元｢封筒になにか入ってる

うーわッアイツ……やりやがった｣

白石由竹がどうやって金塊を全て運び出し

どこかの無人島で移民を募り王様になったのかはまた別のお話