山猫の幼馴染 4 (ページ2)

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第136話ページ2

何故か汽車に乗り込んできたヒグマに

杉元も杉元と戦っていた兵士も殺し合いなど忘れ

ヒグマから必死に逃げていた

貴方｢それでアシㇼパ権利書は見つけれたのか｣

アシㇼパ｢あぁ……それなら……｣

白石｢アシㇼパちゃん矢筒は？｣

アシㇼパ｢あッ！！｣

Aはアシㇼパを泣き止ませると権利書の話をもちかける

アシㇼパは目を拭い矢筒を見せようとするが

持っていたはずの矢筒が無くなっていることに気がつく

貴方(基の仕業か……)

月島｢鶴見中尉殿！！｣

月島は汽車と汽車の繋ぎ目から鶴見を呼ぶ

鶴見は屋根から顔を出す

鶴見｢月島軍曹！！｣

月島｢権利書を｣

鶴見｢よくやった月島上がって来い！！｣

鶴見は月島に手を伸ばした

月島もその手を取ろうと手を伸ばすが持っていた銃を落としてしまう

銃を拾おうとするが怪我のせいで力が出ない

鶴見｢早く私の手を掴め！！｣

鶴見はそんな月島を急かすように声をかける

月島は銃を諦めまた手を伸ばす

鶴見｢もっと手を伸ばせ月島軍曹！！｣

もう少しで手が届く……そんな時だった

ガシッ

鯉登｢行くな月島｣

月島｢放してください｣

鶴見｢月島｣

鯉登は月島の服を掴み上に行くのを阻止した

鶴見はそんな鯉登に目もくれず手を伸ばす

鯉登｢上に行けば死ぬぞお前はもう戦えない｣

月島｢俺は中尉殿のそばで全部見届ける！！｣

鯉登は月島を引き止めながら上を向き鶴見に声をかける

鯉登｢鶴見中尉殿！！

土方歳三と牛山辰馬は……排除しました権利書も手に入れた

月島は充分働いた！！でも銃を拾うちからすら残ってない

もうこの男を解放してあげてください｣