山猫の幼馴染

第43話 ページ45

貴方「え？素敵だなぁとは思いますが…」


















尾形の問いにAは首を傾げた


















尾形はその言葉を聞き黒目を縦に細くさせる


















そしてダラダラと汗をかく


















尾形「…す…す、す」
















貴方「す？」

















尾形「…す、す…好き…なのか」
















貴方「好きですよ？」

















Aはキョトンｯとしながらそう答える
















尾形はその言葉に顔を青くさせ固まった

















杉元もその一部始終を聞き焦ってAの肩に手を置く
















杉元「す、すすす好きって！？れ、恋愛として！？」

















貴方「へ？いいご友人としてですが…？」
















Aがそう言うと杉元は安心したように号泣し
















尾形は安心しきった顔になり















後ろを向いてフンッと髪を書きあげた
















--------ｷﾘﾄﾘ線--------

















淀川「一体何の用だ…」
















淀川は呼ばれた通り部屋に入る


















鈴川「網走監獄典獄犬童四郎助ですはじめまして」
















杉元「…イヌドウ」

















貴方「…」(なんで私まで)
















Aはニコニコと笑いながらそう心の中で言った
















淀川は冷や汗をかきながら犬童に聞いた

















淀川「あの…こちらの方々は？」
















鈴川「網走監獄で看守をやっている杉元と

その杉元の専属看護師をやっているAです

5年前家永という凶悪犯によって頭をズタズタに

食いちぎられましてね見た目はこんなですが

私の優秀な部下です

Aはとても顔の良い良い部下です」

















貴方(私の時だけ説明雑です…ｯ！！

顔いいって何ですか！？)

















Aは心の中で鈴川の説明につっこんでいた
















杉元は顔の皮が無い看守を演じていた
















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鶴見「鯉登少尉を向かわせろ」

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