第11話 ページ13
アシㇼパ「噛んで露だけ吸って吐き出すんだ
栄養がある」
貴方「山で疲れたらフプチャを噛むと元気が出るんです
枝ごと採って火であぶり白湯にして飲んだりもしますよ」
そう言うと三人はフプチャを口に含み噛む
だが杉元は直ぐに吐き出してしまった
杉元「ばあああああｯ！！苦げぇ
松脂臭えしよぉホントに効くのぉ？これぇ！？」
アシㇼパ「野性味溢れる山の味はお上品なシサﾑのくちに
合わんかもな」
そう言って食べ続けるアシㇼパだが
なんとも言えない顔をしていたもちろん
Aも顔を青ざめながら食べている
杉元「何その顔ｯやっぱアシㇼパさんも苦いんじゃん！！」
貴方「本当なら生で噛む場合は春の新芽がいいんです」
Aは口元を抑えながらそう言った
アシㇼパ「Aの言う通りだ やわらかいしな」
杉元「苦いんじゃん 苦いんじゃん」
変顔をしながら杉元はアシㇼパにそう言った
杉元「ああ〜水…水が飲みてぇ
アシㇼパさん水ある？水ちょうだい？
アシㇼパさんちょうだい？ねぇ…ちょうだい？
アシㇼパさんちょ…すごいちからだ！！」
杉元の言葉を無視して
なにかの容器に口をつけ水を飲むアシㇼパ
杉元は容器とアシㇼパを離そうとするが
すごい力で容器に吸い付いているアシㇼパ
アシㇼパ「杉元それはな「クヨイ」といって鹿の…
ゲプッ
膀胱で作った水袋なんだぞ」
杉元「知らねーよ アイヌのうんちくぅ！」
杉元はクヨイを投げ捨て水を飲みたいと叫びまくる
貴方「あっ！アシㇼパ、佐一さんいいものがありました
サルナシの蔓です
この蔓はすごく水分を吸い上げるんですよ」
Aはキョロキョロと周りを見渡すと
嬉しそうに1本の木を指さした
貴方「待っていてください 今この蔓を切りますね」
Aはそう言うと小刀で蔓を切った
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はっさる(プロフ) - あもさん» 個人的にこういう尾形さん見たくて書いてみましたᐡ⸝⸝- ̫ -⸝⸝ᐡ (2023年1月6日 17時) (
レス) id: e3b62bda70 (このIDを非表示/違反報告)
あも(プロフ) - オロオロする尾形さん可愛い/// (2023年1月6日 8時) (レス) @page44 id: 656bb5ebbb (このIDを非表示/違反報告)
はっさる(プロフ) - あもさん» ほんとですか！？嬉しいです( *´꒳`*) (2023年1月3日 23時) (レス) id: e3b62bda70 (このIDを非表示/違反報告)
あも(プロフ) - 初めまして。この作品に一目惚れしました/// (2023年1月3日 15時) (レス) @page32 id: 656bb5ebbb (このIDを非表示/違反報告)
はっさる(プロフ) - もちろんそのつもりです！尾形百之助は生存ルートでいきます！貴重なご意見ありがとうございます！ (2022年12月8日 22時) (レス) id: e3b62bda70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はっさる | 作成日時：2022年12月6日 17時
