喧嘩独学 2 (ページ9)

今日:16 hit、昨日:36 hit、合計:10,936 hit

第18話ページ9

村上｢くだらねぇこと言って…｣

村上は余裕そうにそういうが言葉の途中で

新庄の足は顔の目の前にあった

だが新庄は意思で足を止めたわけではなかった

新庄｢何してんだ？志村

テコンドーがキックボクシングに勝つところ

見せてやるよ｣

志村は新庄のズボンを掴み蹴りを止めた

Aは新庄のズボンが下がりパンツが見えている姿を

少し顔を赤くしながら目を逸らしていた

志村｢だ…ダメだ…

そ…そういうのじゃないんだ…

喧嘩独学はそうじゃない…喧嘩独学は…

陰キャが一軍の奴らに勝つチャンネルなんだ…！｣

新庄｢陰キャが勝つチャンネル？

こんなにボコボコにされて

どうやって勝つんだよ

お前がキックボクシングに勝てるとでも

思ってんの？｣

新庄は顔から笑みが消える

カネゴンは泣きながら声を荒らげる

カネゴン｢ったく…！病院に行こぅって言ったのに…！

どうやって勝つっていうんだよ…！

おっ？これは…？｣

志村｢お…俺…まだ1度も攻撃してない…

3分間ただ殴られ続けた…

ウルトラチャット…ミッション達成！！｣

貴方｢み、ミッション…？？｣

志村はにやけながらそう言った

村上｢あーくそっそろそろ呆れて

なんも言えねーよ｣

村上は髪をかきあげながらそう言った

新庄は足で志村の頭のてっぺんを蹴る

新庄｢それじゃやってみろ｣

志村｢イデッ！｣

新庄｢今度はどうやって勝つのか｣

新庄はそう言うとAの元まで戻っていく

貴方｢信じてみたくなったんでしょう

光太君を｣

新庄｢さぁな…ただ気になっただけだ

今度はどうやって勝つのかが｣

新庄はニヤッと笑いながらそういえば

近くにいた男を四つん這いにさせるとその上に座った