第44話 ページ37
新庄は宅間の様子を優しい顔で見守っていた
Aは嬉しい半面少し暗い顔をしていた
Aは新庄の服の端をギュッと掴む
新庄「A…?」
新庄は浮かない顔をするAを見つめる
--------キリトリ線--------
--------キリトリ線--------
新庄「A外のクレーンゲームしに行こうぜ」
貴方「え?う、うん…」
新庄はAの腕を掴みスタスタと歩いていく
黒髪「私もいく!」
黒髪も横目でその様子を見るとそう言った
新庄は黒髪の問いを「あぁ」だけで終わらせていた
新庄「…そうだお前に話があるんだけど」
黒髪「うん!私彼氏いないよ!」
新庄「じゃなくてあのさ…お前いくらもらったの?
このために近づいたのか?」
新庄は黒髪の女にそう言った
貴方「れ…玲ちゃんこれって…」
「さすが新庄勘がいいな
どうする?ここでやるか?それとも場所を
移動するか?」
バイクにまたがる男それは
スキッドナンバーワン堀田 竜二だ
新庄「…ついて行けばあいつのことは
見逃してくれるか?あいつは喧嘩なんかとは
無縁な奴なんだ」
堀田「そんなこと俺らには関係ねーよw」
新庄「それじゃ早いとこ終わらせねーとな
その前にもうひとつ教えてくれよ
マジで超気になるんだけどいくらもらったんだ?」
新庄はニヤッと笑いタバコをくわえた
黒髪「そんなに気になる?」
新庄「お前じゃなくてそこいちばんうしろの…大将
名前は?」
「扇達也」
新庄は眉間に皺を寄せそう聞いた
Aは眉を八の字にさせて新庄の服の端を掴む
貴方「玲ちゃん…に、人数多いよ…」
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作者名:はっさる | 作者ホームページ:http://asllsa
作成日時:2022年6月7日 22時