第40話 ページ33
貴方「玲ちゃん最近冷たいんだもん」
新庄「…別に冷たくはねーだろ」
新庄は気まづそうに頭をかきそっぽを向いた
Aは拗ねてはいるが悲しそうな瞳で
新庄の顔を見上げる
貴方「玲ちゃんは私のこと嫌い…？」
新庄「っ…
アホか…俺は…俺はお前のこと」
新庄はAの問いに答えようと口篭りながら
話していた時だった
ドガッ
貴方「きゃっ…！
れ…玲ちゃん！？大丈夫！？」
バイクに乗った男に新庄はバットで足を殴られる
Aは涙目になりながら新庄の腕に抱きついた
新庄「泣くな大丈夫だから
で、お前ら今何した？
そんな簡単に折れるわけないだろ
この足は代表選手になる足だぞ」
貴方「わ、分かったよ玲ちゃん！この人達
売、国奴だよ…！！」
Aは未だに新庄の腕に抱きつきながらそう言った
新庄は優しくAの目を撫でる
そして少し離れるよう言った
新庄「へぇ売、国奴ねぇ
しかし本当だったんだな金を受け取って
人を袋叩きにする連中がいるってのはお前らだろ？
おい答えろよ」
新庄は足を高く揚げヘルメットを被る男に
かかと落としをする
新庄「返事をしろよ」
新庄はそう言うと次々に相手を倒していく
そして新庄はタバコを咥える
新庄「ったく売、国奴め新庄チャチャチャ」
貴方「うわぁーん！玲ちゃん無事でよかったぁ！」
新庄「だから泣くなって！！」
新庄は先程とは違いワナワナと慌て出す
貴方「ふふっ、嘘よ」
新庄「おまっ…騙したな！」
貴方「私に冷たくした罰だよーだべー」
Aは声を出しながら笑えば
新庄は優しい目をしながら鼻で笑う
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作者名：はっさる | 作者ホームページ：http://asllsa
作成日時：2022年6月7日 22時
