第39話 ページ32
新庄父「玲央学校にチラシを配ったんだって？
道場の宣伝のためにそこまでしてくれるなんて
お陰で…誰もいないなこんなことだろうと思った
生徒を集めるのは大変なんだぞ
最近はテコンドーを習う子も少なくなってきてるから」
新庄父はため息をつきながらそう言った
Aは新庄の隣で苦笑いを浮かべる
新庄「あいつら俺と約束したくせに！
今日学校で300人にチラシを配ったんだ！」
貴方「まぁまぁ玲ちゃんそう怒らないで」
新庄「なんでお前しかいねーんだよ！茶髪頭！」
そういう新庄の目線には宅間がいた
新庄は宅間の胸ぐらを掴む
新庄「おい俺のことからかいに来たんだろ」
新庄父「玲央！お友達になんてことするんだ！」
宅間「え？なんのこと？お前がこいっていうから
来たんだけど…お前が絶対に来いって…
チラシをくれただろ…来ちゃダメだった…？
俺は新庄が困ってるみたいだったから来たんだけど…」
宅間は訳が分からなさそうに新庄に言った
新庄は驚いたように聞いた
新庄「…お前なんで俺の名前を知ってんだ？」
貴方「気になるとこそこなの？」
宅間「それは…同じクラスだから…？」
Aは目を点にさせた
新庄「なるほど」
--------ｷﾘﾄﾘ線--------
貴方「圭君…大丈夫かな」
新庄「まぁ金持ちの奴がういの道場に
入ってくれてラッキーだな」
--------ｷﾘﾄﾘ線--------
新庄「ゲーセンでも行くかな」
貴方「私も行く」
新庄「はぁ？お前は帰れよ夜遅ぇんだから」
新庄は隣を歩くAにそう言った
だがAは拗ねたように口を開く
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作者名：はっさる | 作者ホームページ：http://asllsa
作成日時：2022年6月7日 22時
