52羽目 ページ6
ある日の見廻り
｢すみませんおまわりさん。あの人、変なんです｣
土方｢……なんだツミは｣
｢｢なんだツミはってか
そーです。私が変なホストさんです｣｣
──────────────
狂死郎｢……私は女の子を捕まえてきてと言ったんですが……
どうしてあなた方が捕まってるんですか｣
銀時｢店長、俺たちコイツらいなければ確実に4〜5人落としてました｣
何故かふんどし姿のゴリラに乗った銀時が言う
A｢ねぇ総悟、トシ、神楽は何も悪いことしてないヨ！神楽だけは解放してあげよう？｣
沖田｢ダメに決まってんだろィ｣
土方｢近藤さん、アンタこんな所で何してんだ｣
近藤｢全く……今の警察はこれ位でやいのやいの。住みづらくなったもんだぜこの町も｣
土方｢アンタがその警察のトップ！｣
ホストクラブ『高天原』
かぶき町NO.1ホストと呼ばれる本城狂死郎の拠点
なんでこんな所に神楽たちが？
土方｢まぁいい。とにかく帰るぞ近藤さん｣
近藤｢嫌だ！俺はここで1からやり直すと決めたんだ！｣
沖田｢近藤さん、それ1からどころか縄文時代からやり直してますぜ｣
上に乗った銀時からバナナを貰いながら抵抗するゴリラ
銀時｢エサは1日バナナ1本でいいんで。それでもぐずるようなら自分のバナナ握らせてください｣
近藤｢里ゴリラに出されるぅぅぅ！！｣
A｢自分のバナナ握るって何？｣
沖田｢下ネタでィ｣
総悟とトシがゴリラを引きずって連れていく
狂死郎｢あっちょっと待ってください｣
近藤｢てんちょ……｣
狂死郎｢いや、あなたじゃなくて｣
店長にゴリラが踏み潰される
そして店長の視線は私たちの方に
｢｢｢……え？｣｣｣
───────────────
お妙｢ちょっとそこのお嬢さん！今日のご予定はお決まりですか？
まだ決まっていないなら、ホストクラブ高天原でその羽を休めていかれませんか？｣
｢えー？高天原？ここってホストがほとんど辞めてって今休業してるんじゃなかったの？｣
お妙｢新ホストを迎えてリニューアルしました｣
お妙が高天原のドアを開ける
A｢……ようこそ｣
沖田｢真｣
土方｢高天原へ｣
A｢今日は朝日が昇るまで……君を離さないよ｣
沖田｢今夜は朝まで帰さないよ。子猫ちゃんたち｣
土方｢HotでCoolなパーティの始まりだ｣
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作者名：珠優 | 作成日時：2018年3月15日 19時
