51羽目 ページ5
A｢…………｣
信女｢…………｣
A｢いる？｣
そう聞くと、彼女は頷いた
───────────────
A｢これがドーナツか……。初めて食べるヨ。ていうか信女、ドーナツ好きだったんだネ｣
口の周りにポンデリングの欠片を付けながら頷く
信女｢ドーナツは……美味しい｣
A｢うん美味しい｣
川辺で風を受けながら2人でドーナツを頬張る
信女｢あなた……仕事は？｣
A｢ん？今日は休みだヨ｣
だからチャイナ服。
信女はいつもの白い隊服
私が全部食べ終わる前に立ち上がる
A｢もう行っちゃうの？｣
信女｢仕事｣
刀を鳴らし、髪をなびかせて街へ繋がる階段を上がっていく
｢珍しいですね。信女さんが人に懐くなんて｣
A｢うおっ！？びっくりした！｣
｢あぁ失礼しました。私、佐々木異三郎です。あなた、携帯持ってないんですね｣
な、何なのこの顔長いオッサン
佐々木｢もしかしてあなたは……最近入ったという夜兎の……｣
A｢Aだヨ。よろしくな異三郎｣
私、意外と有名人ネ
─────────────────
沖田｢A……っ｣
昼寝をするA
いつもの隊服ならまだいい。
ただ、今日はスリットの深いチャイナ服。
コイツの白い脚が太ももまで見えている
極めつけはノースリーブと服のシワ
……エ□い
俺が見ていることにも気付かず、呑気に眠るA
中に入って障子を閉める
横に座る。
静かな寝息を立てるA
頬を撫でると擦り寄る
兎じゃなくて猫みてェだな
沖田｢A｣
A｢……ん……ぁ…そうご｣
沖田｢お前誘ってんのか｣
A｢？……なにに？｣
沖田｢分かんねェならいいんでィ｣
顔を近づけて唇を触れさせた
後頭部を押さえてそのまま角度を変えて何回もする
A｢っ……ぁ……んっ｣
沖田｢発 情兎｣
A｢……お前だろ……っん｣
膝に乗せて抱き合いながらキスをする
甘い匂い。
……Aの匂い。
A｢……大好き｣
沖田｢俺は愛してらァ｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 149人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：珠優 | 作成日時：2018年3月15日 19時
