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50羽目 ページ4

総悟「あっそうだ。お前に客が来てんでィ」


それ伝えるために来たのか

あれ?遊びに来たんじゃなかったっけ


A「帰んなきゃ……ダメ?」

総悟「ダメに決まってんだろ」

A「神楽と離れたくないヨ!」

総悟「じゃあ代わりに俺がお前にくっついててやるから帰るぞ」

A「分かった帰る!」


「「「リア充が……」」」

───────────────


近藤「おお、お帰りAちゃん!」

土方「早くしろ。客が待ってる」


屯所に着くとすぐ、ゴリラとトシが私を急かす


土方「とっつぁん、入るぞ」

部屋から生返事が聞こえる

トシが障子を開ける


「よーう姉ちゃん。お前がこの前入ったっつー夜兎の姉ちゃんか」

A「うん。そうだけど……オッサン誰ヨ」


オッサンと言った瞬間トシに頭をぶっ叩かれる


A「何すんだヨトシ!!」

土方「オッサンはねーだろ!あれはなァ……」

「警察庁長官、松平片栗虎だ。よろしくな姉ちゃん」


普通に答えてくれたじゃん……

恨みがましい目をしてトシを見た



松平「トシ、お前ゴリラはどうした」

土方「近藤さんなら」

近藤「何か用か!とっつぁん!!」

A「出てくんの早」


息を切らして目を血走らせながら障子を開けたゴリラ


松平「お前コレ……俺渡した隊服、タイツだったろ。なんでわざと露出させてんだ」

近藤「はぁ!?そんなの知らな……」

松平「3数えるうちに買ってこい。はいいーち」


オッサンの構えた銃が火を放つ

ドォォンッ

近藤「2と3はァァァ!?」


────────────────


A「これ、どうやって履けばいいの?」

土方「俺に聞くな!」


ゴリラが必死に買ってきた“たいつ”というもの


どうやって履くのコレ

なんか薄くて寒そうだヨ

すぐ破けそうな気もするネ


沖田「俺が履かせてやろーか」

土方「総悟!」

A「や、お前は恐ろしいネ」


やっぱり自分で履くヨ

──────


松平「おーう上出来だ。じゃあオジサンこれからキャバ嬢の所に行かないとだから、じゃあなAちゃん」

A「じゃーなとっつぁん」


やっとの思いで履いたタイツ。

そこから私の脚を舐め回すように見たとっつぁんは、総悟にバズーカを放たれ重傷になった

トシが必死に手当てをしてようやく治ったらしい


世の中は変なオッサンばっかりネ

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作者名:珠優 | 作成日時:2018年3月15日 19時

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