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65羽目 ページ19

A「……眠い。クッソ眠い」

沖田「早く寝りゃ良かったのに」

A「お前が寝かせてくれなかったんだろ!」


今日も今日とてそよちゃんと将ちゃんの護衛任務

昨日の続きのUNOを4人でやってる所


そよ「Aさん、そのカード……」

A「え?どうかした?」

そよ「中身全部見えてます」


おーまいがっ

UNOと書いてある方を自分側にして、記号や数字がある方をそよちゃんたちに向けてた。

なんてことネ……


沖田「ざまぁねェな」

A「うっさい!バカ総悟!」

沖田「……今日も決定だな」

A「ごめんなさいすみませんでした総悟様」

沖田「分かりゃいいんでィ」


────────────


UNOが終わって、そよちゃんが退屈してきた頃


そよ「信女さーんっ!」

信女「姫様、遊ぶなら……」

そよ「ドーナツ。しかもプレミアム」

信女「あそこに空き缶があります。なんでしたら持ってきますよ」

A「いつもの事ながら心変わり早いな」



これでまた、いつものように缶蹴りが始まる


と、思った時

城の庭に黒い大きな影

空を見ると、そこには大きな船が


沖田「ありゃあ……」

A「まさか、鬼兵隊と……」



春雨。

言いかけた時に船から黒い布を纏い、傘を持った男たちが飛び降りてきた


A「そよちゃん!こっち来て!」


私はそよちゃんと将ちゃんを城の中に閉じ込め、総悟に叫んだ


A「総悟!ソイツら……」

沖田「分かってらァ。油断はしねェ。ただ、ぶった斬ればいいんだろィ」


夜兎の大群が見廻組の人たちを次々に倒していく

白い砂利で埋まっていた庭はあっという間に赤の割合が多くなる


春雨が来てるってことは……


突然、仲間の夜兎を踏み潰して降り立った男が1人



神威「久しぶりA。会いたくなって来ちゃったよ」

A「嘘つけバカ兄貴……!」

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作者名:珠優 | 作成日時:2018年3月15日 19時

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