約束 ページ27
『大丈夫だよー』
そう送ると、すぐに返信が返ってきた。
『あのね。明日から一緒に登下校しない？』
嫌だったらいいのよ、という補足まで加えて。
嫌なわけないじゃんか。
『ナル子ちゃんと登下校したい！』
純粋なこの想いは、ナル子ちゃんに届いたかな。
既読はついたものの返信は来なくて、不安に思っていると、来客を告げるベルが鳴った。
「はーい」
「嬉しいこと言ってくれるじゃない、Aちゃん」
扉を開けるとそこにはナル子ちゃん。
「ナル子ちゃん！いらっしゃい、上がって」
まさか来てくれるなんて思わなかったから、リビングには色んなものが置いてある。
適当にまとめてコーヒーを差し出すと、ナル子ちゃんは小さく笑った。
「突然来ちゃってごめんなさいね。でも、Aちゃんと直に約束したくて」
「全然いいよ。登下校の話だよね？」
「そうよ」
コーヒーで喉を潤しながら、ナル子ちゃんは笑う。
「本当に、アタシと一緒に登下校してくれるのね？」
その目は不安で揺れていて、私ってそんな信頼されてないのかなって気持ちになる。
でも、違うんだよね。
ナル子ちゃんは慎重にことを進めるからなんだよね。
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ふぉーる＠あんスタ民(プロフ) - Renさん» この作品まで読んでくれてるとは…ありがとうございます！頑張りますね♪ (2016年3月3日 0時) (
レス) id: e8157d34f2 (このIDを非表示/違反報告)
Ren(プロフ) - 更新楽しみにしてます！！ (2016年3月3日 0時) (レス) id: fb3e3617f8 (このIDを非表示/違反報告)
暁 - 結弦の毒舌ワロタww (by25p) (2016年2月28日 1時) (レス) id: 50623d36ac (このIDを非表示/違反報告)
猫大好き娘カナタ(プロフ) - 凜月くんがいいでーす (2016年2月16日 21時) (レス) id: f4ce0a0d3b (このIDを非表示/違反報告)
ウミユリ(プロフ) - 演劇科の島崎優雅君でしたっけ……？ロミオ役の子がライバルだといいなーと思います|´-`)ﾁﾗｯ (2016年2月16日 19時) (レス) id: 99c69c867f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぉーる＠あんスタ民 | 作成日時：2016年2月7日 1時
