【約束のネバーランド】転生したので頑張ります。２ (ページ29)

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77，別行動ページ29

Side me

ドン「このまませまい道を抜けて引き離す！逃げきってやる！」

次は追手。私はレイのほうに行く。

エマ「レイ、A、みんなは大丈夫だ。早いとこ私達3人であの鬼を何とかしよう」

レイ「！…何とかって？」

エマ「それは今から…」

レイ「ノープランかよ！！」

レイは突っ込む。すると、レイは立ち止まって言った。

レイ「何とかできるかも」

エマ「！あ！まさか…」

レイ「ああ、あいつを木の根の罠に落としてやる」

エマ「わかった、じゃあ3人で…」

エマの言葉をレイが遮る。

レイ「いや、俺1人でいい」

そんなこと言って倒れるくせにね。

エマ「レイまさかまた…ダメだよ」

レイ「違う、危険だから1人犠牲になろうとかそういうんじゃない。
俺に出来るから俺1人でいいんだ。俺とお前、鬼ごっこ強いのどっちだ？」

エマ「……レイが強い」

レイ「だろ。だから……」

『いえ、私も行くわ』

エマ「え！？」

レイ「は！？」

『私とあなた達、鬼ごっこ強いのはどっち？それに危険なほうに人数あてたほうがいいでしょう』

レイ「そ、それは…」

『返事は？』

そして半ば強制的に返事をさせる。

レイ「～～ッわかった。だからエマ、俺とAが出てって10秒経ったらギルダ達と合流して風下へ走れ。いいな」

エマ「わかった！」

『待ってエマ。これをギルダかアンナに』

私は紙をエマに渡した。

エマ「？わかった」

そして私達は二手に別れる。

レイ「来いよこっちだ。そうだ……来い！！」

レイには申し訳ないけど此奴はさっさと倒すのが1番だと思う。私の右手には医療用メスが1本。
ハウスからくすねてきたものだ。

『！』

追手が来てる！！急がないと……

レイは気づいてないけど、複数の気配が後ろからしている。やっぱり此奴を！！

レイが罠の上に行く寸前で私は上に飛んだ。

レイ「！？」

ブスッ

『レイ逃げて！』