23 ，嘘？ ページ25
Side ドン＆ギルダ
そこには地下室への扉があった。ドンが先に地下室へと入る。
ギルダ「何この部屋…」
ドン「！！リトルバーニー！！」
ドンは部屋でリトルバーニーを見つけていた。
ギルダ「ねぇドン…」
ギルダに声をかけられそこを見ると機械があった。
ドン「通信手段…！」
ギルダ「ただの休憩室ならコレ隠さないよね？
本当に…本当だったんだ。里子なんて嘘……だって本当に里子に出されてたらリトルバーニーがここにあるはずないんだもの。コニーにちゃんと届けて上げてるはずだもの。やっぱりエマ達は正しかった！！
ドン「でも変じゃね？」
ギルダ「…えっ」
ドン「ノーマンとエマはどうして相手が�牋�い人″だってわかったんだろう
ギルダ「え」
ドン「ママはもっとヤバくてコニー達はもう――」
ドンの言葉を遮るように上からパタンと音がした。上に誰かが来たのだろう。急いでランプを消し、黙る。
「えぇ、すぐ戻ると伝えて」
ギルダ＆ドン「(ママだ！！)」
ドン「ここから出るぞ」
ギルダ「うん！」
地下室から出て、ドンの「行くぞ！！」という声を合図に、私達は隠し部屋を出た。
Side エマ
エマ「え…ドンとギルダは？」
私達3人がミネルヴァさんの蔵書票を確認して食堂へ行くと、夕飯の準備をすると言ってたドンとギルダの姿が見えなかった。
ノーマンが食料庫の方へと行く。
ノーマン「
エマ「A！ドンとギルダのこと知らない？」
Aはフルフルと首を横に振り、言った。
『早く話したほうがいいわ。でないとそれがどう裏目に出るかわからない』
え…？また喋った！っていうか裏目に出るって一体……まさか…！！
そう思って後ろを振り向くと、そこにはドンとギルダの姿があった。
ホッとしながら2人へと話し掛ける。
エマ「ドン、ギルダ。よかった…！てっきり……」
ドンとギルダへ近付こうとすると、レイから手で制してきた。
レイ「どこ行ってた？」
2人は答えない。その様子を弟妹達が不思議そうに見上げている。
ノーマン「今は目立つ。後にしよう」
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夏 - レモン味のかき氷さん、感想ありがとうございます！これからもぜひ拝読していただけたら幸いです。 (2021年3月27日 13時) (
レス) id: 6bc76230b1 (このIDを非表示/違反報告)
レモン味のかき氷 - 面白いです！頑張ってください！ (2021年3月27日 9時) (レス) id: f308ff6fdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏 | 作成日時：2021年3月26日 17時
