似合うのは2…syo ページ47
シ「ひとまず、上がってください。」
玄関の明かりをつけAさんを誘導する。
彼女は素直に「おじゃまします。」と言って上がった。
シ「ソファに座ってて下さい。水持ってきます。」
何度かAさんが酩酊したことはあったが家に連れてくるということは無かったためか緊張でコップを持つ手が震える。
シ「はい、これ飲んでて下さい。お風呂沸かしてきます。」
あ「え、悪いよ……。」
「テレビ見てていいですから。」そう言ってリモコンを渡し風呂場へ。
Aさんの着替えどうしようか俺のを貸せばいいか。そう考えてるうちに沸いた。
ペタペタと廊下を歩きリビングへ。うつむくAさんが映る。
声をかけていいのか分からなくて戸惑う。
シ「Aさん、風呂入ってきてください。」
あ「え、ああ………うん。」
着替えを渡して案内する。Aさんが風呂に入っている間にスーツを脱ぐ。暫くして着ていたものを持ったAさんが表れた。
あ「し、ショッピくん。ごめん……こんなにしてもらって。」
シ「少しは酔いが覚めたっぽいっすね。
さ、そのスーツ貸してください。」
Aさんのスーツを受け取ってハンガーにかける。「本当にごめんね。」後ろからそう聞こえる。
シ「そんなの今さらでしょ。」
ううっと唸るAさんが可愛くて。全然変わらないんだな、なんて。
シ「それより、俺が連れてきたとは言え、独り身男の家にそうホイホイと上がってきて……。」
ソファにどかっと座って、Aさんに顔を近付ければ、焦ったような表情をする。それがおかしくて、なによりも愛しくて笑ってしまった。
あ「え？なに？？」
シ「だって…先輩がっ……嗚呼、おかしい。
付き合っても居ない女性にそういう事するほど俺は馬鹿じゃないっすよ。」
Aさんはなんとなくほっとしたようだった。「何か温かいもの持ってきますね。」
そう言って台所へ。
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夜闇(プロフ) - 羅威那さん» 見ました...ありがとうございますかなり吐血並でした(^q^) (2018年3月22日 18時) (
レス) id: 4ac3d00286 (このIDを非表示/違反報告)
羅威那(プロフ) - 夜闇さん» そう言っていただけると嬉しいです。続編で鬱の溺愛かいた(つもり)なので良かったらぞうぞ！ (2018年3月22日 18時) (レス) id: eebf109561 (このIDを非表示/違反報告)
夜闇(プロフ) - 羅威那さん» いや！やってくれるだけでも十分優しいです！！ (2018年3月22日 13時) (レス) id: 4ac3d00286 (このIDを非表示/違反報告)
羅威那(プロフ) - 夜闇さん» そんな事ないですよwお話し思い付き次第更新ということは後回しになるかもしれないんですよ？本当に優しかったらリク消化を最優先ですからw (2018年3月22日 10時) (レス) id: eebf109561 (このIDを非表示/違反報告)
夜闇(プロフ) - 羅威那さん» はい！全然大丈夫ですよ、ありがとうございます、作者さん優しすぎです惚れます... (2018年3月21日 21時) (レス) id: 4ac3d00286 (このIDを非表示/違反報告)
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