たまにはホラーも…ht ページ30
暗い森の中を行く主人公。
ぎゃあぎゃあと
カラスの鳴き声が響く。
嗚呼、気持ち悪い。早くここから脱出しよう。
そのときガサガサと揺れる草むら
あ「ひっ……。」
ひ「うおっ…。」
二人で驚きの声を上げ進んでいく。
A、大先生、俺でホラーゲームを実況する事になった。くそ、グルッペンめ。
なんでも大先生は進めなくなった時の救済処置らしいが、Aが驚くたびにそわそわし始める。
こっちは無視かこのやろう。他のゲームで覚えてろ。
あ「あああ……らんらん…後ろからなんか来てるよぉ…」
極度の怖がり…俺以上の怖がりのAにはこのゲームは酷だろう。
ひ「俺がプレイするから、Aは俺の腕にでもつかまってればいいよ。」
鬱「やだ、げどちゃんイケメン。」
「手前じゃねえよこっち見んな。」そう言いたくなるのを堪え、無視をする。
あ「じゃあ、お言葉に甘えます……。」
そっと触れられて少しくすぐったいような気もする。しかしAが落ち着くならそれでいい。
鬱「僕は一体何を見せられているんやろ。
え？なに？君ら付き合ってるん、そんなに引っ付いて。」
あ「付き合ってないよぉおおお？！」
いきなり画面に驚かされるA。
腕に力がこもる。あの、すいません当たってます。
あ「らんらん！後ろ！！後ろおおお！！！」
涙目になって抱きついてくる。
そんな行動に不覚にも可愛いと思ってしまった。
そして自分よりも怖がっている人間が居ると
こんなにも余裕で居られるものか？
ひ「うおお……っと。」
隣からぐすぐすと鼻をすする音が聞こえる。
「泣いてる？」と問えば「泣いてない！」と答える。
ひ「Aが落ち着くようにしてればいいよ。」
あ「じゃあ、らんらんに引っ付いてていい？」
どうぞ、と返事をする間もなくぴっとりとくっつかれる。
鬱「Aちゃん、僕でもええんやで」
あ「やだ。らんらんがいい。」
「らんらんの方が安心出来る」なんて
男としてそれはどう捉えていいのか。
でも、ぎゅっと腕をくんで離さないAを見て
たまにはホラーも良いかもしれないなんて
馬鹿みたいな考えが浮かんだ。
──────────
そんな考えが吹き飛ぶまで、あと5秒。
ひ、あ「ああああああああああああ！！！！」
鬱「そんな叫ばんといて！」
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夜闇(プロフ) - 羅威那さん» 見ました...ありがとうございますかなり吐血並でした(^q^) (2018年3月22日 18時) (
レス) id: 4ac3d00286 (このIDを非表示/違反報告)
羅威那(プロフ) - 夜闇さん» そう言っていただけると嬉しいです。続編で鬱の溺愛かいた(つもり)なので良かったらぞうぞ！ (2018年3月22日 18時) (レス) id: eebf109561 (このIDを非表示/違反報告)
夜闇(プロフ) - 羅威那さん» いや！やってくれるだけでも十分優しいです！！ (2018年3月22日 13時) (レス) id: 4ac3d00286 (このIDを非表示/違反報告)
羅威那(プロフ) - 夜闇さん» そんな事ないですよwお話し思い付き次第更新ということは後回しになるかもしれないんですよ？本当に優しかったらリク消化を最優先ですからw (2018年3月22日 10時) (レス) id: eebf109561 (このIDを非表示/違反報告)
夜闇(プロフ) - 羅威那さん» はい！全然大丈夫ですよ、ありがとうございます、作者さん優しすぎです惚れます... (2018年3月21日 21時) (レス) id: 4ac3d00286 (このIDを非表示/違反報告)
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